2024.02.04 第五次原告団新春の集い

2024年新春の集いが大和市桜丘学習センターで、原告114名その他の参加により盛大に開かれました。集いは2部構成で開かれ、第一部は来賓のあいさつと、弁護団副団長の関守弁護士による講演「第五次訴訟の課題」、第二部で抽選会が行われました。

司会を務めた町田支部増田美智子さんから「今日の集いで裁判への結集を強めていきたい」とのあいさつを受け、高久副団長は「結審後、署名活動に取り組んでいるが、4万筆を超える勢いで集まっている。この勢いで裁判の勝利を目指したい」と述べ、大波原告団長は「皆様の団結と共に四次訴訟を上回る判決を得たい」と決意を述べました。

福田弁護団長からは「勝利判決を望むが、岩国移駐後の裁判として私たちは決して楽観的な気持ちを持っていない。しかし元横浜国大田村名誉教授が渾身の力を込めて作り上げた新たな騒音基準、これを横浜地裁の中できちんと位置付けさせることを目指し、全国の基地訴訟にも広げ、国を動かしていきたい」と述べました。

関守弁護団副団長による講演「第五次訴訟の課題」では厚木訴訟の歴史から解きほぐし、米海軍艦載機部隊の岩国移駐により騒音状況に変化が起こったこと、戦闘機が移駐したことでその分静かになったが、しかし騒音はなくなっていないことの事実の理由付けが田村理論により立証されたこと等をパワーポイントを使い丁寧に講演されました。