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<ト ピ ッ ク(5)>
このページでは、訴訟団・基地問題に関連する事柄を少しづつお伝えしていきたいと 思います。<トピック><トピック2><トピック3><トピック4>へ |
◆爆音とともに〜艦載機帰還 2006年12月7日午後1時〜3時過ぎ 10月17日に横須賀基地を出港していた米空母キティホークだが、入港間近のようで、艦載機のほとんどは昨日12月7日午後、厚木基地北側より帰還した。3機、4機の編隊で次々来ては1機ずつ着陸、事務所(滑走路北1.2`地)で測定すると、最高108.0dBを記録した(スーパーホーネット)。 |
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・米空母キティホーク、横須賀港を出港 2006年10月17日 | |
NLP通告−米空母キティホーク艦載機の出港前離着陸訓練通告 ◆NLP通告(2006年10月2日在日米軍が防衛・施設庁を通じ発表) 1.硫黄島における着陸訓練(スーパーホーネットなど) →10月9日(祝・月)〜13日(金)12:00〜3:00 2.厚木基地における夜間着陸訓練(米軍が低騒音機という) →10月12日(月)〜13日(金)18:00〜22:00 3.硫黄島の天候事情により所要の訓練を実施できないとき 厚木、岩国、横田、三沢の各基地で10月9日(月)〜13日(金)18:00〜22:00 |
抗議要請行動! 詳細は後日更新予定。 |
米空母キティホーク、横須賀港 2006年9月15日入港 |
米空母キティホーク、横須賀港を出港 2006年6月8日 横須賀基地の空母接岸用「12号バース」が12年に及ぶ延長工事を終え、5月15日に米側に引き渡された。その12号バースから6月8日、空母キティホークが出港した。 出港後は、厚木基地の艦載機を載せ、西太平洋で米原子力空母エイブラハム・リンカーン、米原子力空母ロナルド・レーガンと大規模演習「バリアント・シールド」に参加するという。 |
−落下事故− 厚木基地の空母艦載輸送機、丹沢山中にハッチ落下 5月22日午前、厚木基地の空母艦載輸送機C-2が岩国基地へ向かう途中、丹沢山中で緊急脱出用扉を誤って落とした。落としたハッチは60センチ四方で重さ13sという。米海軍司令部は「事故原因などは調査中」とし、横浜防衛施設局は「原因究明や再発防止を申し入れる」というが、部品落下や不時着事故が相次いで起こる中、基地周辺住民は連日の爆音被害に加え、不安はますます増大している。 |
→ | 落下したハッチの捜索を断念 在日米海軍司令部は、6月6日丹沢山中に落下した緊急脱出用扉(ハッチ)の捜索を断念すると神奈川県に伝えた。理由については「落下場所の詳細な特定が不明」と説明。また、原因については「調査中」とするのみだった。 |
NLP通告−米空母キティホーク艦載機の出港前離着陸訓練通告 ◆NLP通告(2006年5月9日在日米軍が防衛・施設庁を通じ発表) 1.硫黄島における着陸訓練(スーパーホーネットなど) →5月16日(火)〜25日(木)12:00〜3:00 2.厚木基地における夜間着陸訓練(米軍が低騒音機という) →5月22日(月)〜25日(木)18:00〜22:00 3.硫黄島の天候事情により所要の訓練を実施できないとき 厚木、岩国、横田、三沢の各基地で5月22日(月)〜25日(木)18:00〜22:00 ・・・普段から昼夜を問わず激しい訓練を繰り返しています。 爆同・三次訴訟団は抗議要請行動を行いました |
艦載機帰還!?2005年12月7日(水) 空母キティホークは12月12日横須賀港入港 10月24日午前、横須賀港を出港した空母キティホークは、(艦載機は10月27日頃まで厚木基地上空を飛び回っていたが・・・)海上自衛隊と合同演習を行った(報道陣に公開)後、香港で休養し日本近海にいたが12日横須賀港へ入港した。12月7日に艦載機が厚木基地へ帰還したらしいがF/A18Cホーネットは翌日から訓練を繰り返し、厚木基地周辺に激しい爆音をまき散らしている。 |
米空母キティホーク、10月24日(月)午前、横須賀基地を出港 |
NLP通告−米空母キティホーク艦載機の出港前離着陸訓練通告 ◆NLP通告(2005年10月4日在日米軍が防衛・施設庁を通じ発表) 1.硫黄島における着陸訓練(スーパーホーネットなど5機種) →10月12日(水)〜21日(金)12:00〜3:00 2.厚木基地における夜間着陸訓練(米軍が低騒音機という・・2機種) →10月18日(火)〜21日(金)18:00〜22:00 3.硫黄島の天候事情により所要の訓練を実施できないとき 厚木、岩国、横田、三沢の各基地で10月18日(火)〜21日(金)18:00〜22:00 ・・・普段から昼夜を問わず訓練を繰り返しています。 爆同・三次訴訟団は合同で抗議要請行動を行いました。 |
厚木基地でのNLP中止を要請 (2005年10月5日) 10月4日に在日米軍が通告した厚木基地でのNLPについて、県と周辺7市は外務大臣やアメリカ大使に厚木基地でのNLP等を中止するよう要請した。 また、基地周辺五市議会議長会基地対策協議会も厚木基地でのNLPを中止するよう在日米海軍等に要請した。 |
米空軍嘉手納基地から約30発の爆発音と白い煙、緊急着陸・・・相次ぐ事故 8月24日午前8時半頃、嘉手納町役場の駐車場と嘉手納基地との境にあるフェンス際の基地内の道路で閃光と共に約30発の爆発音が鳴り、大量の白煙が嘉手納町役場周辺の民間地域に流れ込んだ。有事を想定しGBS(地上爆発模擬装置)を使用した即応訓練によるもので、訓練は21日から実施されていた。 嘉手納町職員の登庁時間にあたり、駐車場に居合わせた多くの職員や一般町民数名が体調不良や耳鳴りを訴えた。訓練と知らない周辺住民は何事が起きたかと一時パニックになった。 25日になってようやく嘉手納基地第18航空団司令官ジャンマーク・ジュアス准将が嘉手納町役場を訪れ、実施場所に落ち度があったことを認め「今後は訓練の手法を変える」と宮城町長に謝罪した。 25日夕、嘉手納町職労は、同訓練中止を求める緊急抗議集会を開いた。宮城町長はじめ、町議員、地域住民、近隣市町村労組など約220人が参加した。 嘉手納町議会は、26日の臨時議会で、即応訓練の中止を求める抗議決議案を可決、直ちに議長らが嘉手納基地を訪ね、任務支援群司令官マックス・カシュバム大佐に抗議。同大佐は「基地フェンス際にGBSを設置することを禁じている。末端の兵員まで十分に行き届いていなかった」と述べ、今回の事態が内規違反だったことを明らかにした。 また、26日夕には米空軍嘉手納基地のMC130P特殊作戦機が着陸する際、タイヤに異常が発生し、機体を傾けながら滑走、消防車数台が出動し、一時騒然となった。更に同日F15E戦闘機が離陸直後に緊急着陸するという事故も起き、基地内でトラブルが相次いで発生している。 |
◆爆音を振りまきながら艦載機帰還−空母キティホークは8月20日入港 5月23日に横須賀港を出港していた空母キティホークの艦載機が8月18日(木)午前10時頃から午後3時頃までに続々飛来、厚木基地へ帰還した。2〜4機編隊で厚木基地滑走路の北側から次々と飛来、旋回しては1機ずつ着陸した。空母キティホークは5月に出港後、合同演習のあと、オーストラリアやグァムに立ち寄り、沖縄近海での空海統合演習を行い、3ヶ月ぶりの8月20日に横須賀港へ入港。 |
■厚木基地米ヘリが不時着事故 2005年7月30日 7月30日午前11時45分ごろ、藤沢市片瀬海岸の漁港整備用地に、第7艦隊所属のヘリコプターUH−3Hが緊急着陸した。近くには片瀬西浜海水浴場があり、夏休みと週末が重なり多くの海水浴客でにぎわっていたが、海水浴客や乗員4人にけがはなかった。 ヘリは同日10時15分頃厚木基地を飛び立ち、相模湾上空で飛行訓練を行い、厚木基地に戻る途中で油圧系統の異常を知らせるランプが点灯したため緊急着陸した。 エンジン付近から油漏れが確認され、ヘリ部隊の技術要員が整備と点検を行い、同午後6時48分ごろ離陸した。 藤沢市の山本捷雄市長は「海水浴シーズンの真っ直中、一歩間違えば大惨事になりかねない。市民は騒音被害に事故への不安も加わり米軍への怒りや不信感が募っている。事故原因が究明されるまで同型機の飛行自粛と事故防止の万全策を強く望む」とコメントした。 →厚木爆同が緊急抗議→「抗議行動」のページへ |
−部品落下−米海軍厚木基地 戦闘攻撃機と電子戦機の2機が続けて 2005年4月14日 4月14日午前、厚木基地の空母艦載機2機が訓練中に部品の一部を落とした。厚木基地を離陸し、相模湾やキャンプ富士などの上空を通るルートで訓練後、厚木基地に戻ったところで部品がないことが判明した。落としたのはEA6Bプラウラー電子戦機のはしご(約1.2b、約6.8`)とF/A18Fスーパーホーネット戦闘攻撃機の模擬弾の弾道を安定させるフィン。被害は確認されておらず原因や詳細調査は今後行う予定。また、14日の事故に対し16日になって連絡が来るという情報の遅れも問題になっている。基地周辺住民は連日の爆音被害に加え、不安はますます増大している。 |
◎外務副大臣、厚木基地視察・・・爆音を体験「かなりの騒音−耐えられない負担を感じた」 米軍再編問題で4月7日、逢沢一郎外務副大臣が県内の米軍基地を視察した。松沢県知事が米軍再編の具体論に入る前に神奈川県の基地負担の現状を見てもらえるよう外務省へ要望していたもので、午前中に相模補給廠、キャンプ座間、午後に厚木基地を視察した。視察後、松沢成文知事、県基地関係県市連絡協議会の9市の市長らと意見交換した逢沢副大臣は「耐えられない負担を実感した」と述べ、今週末にハワイで開かれる日米審議官級会談に視察結果を生かす考えを示した。逢沢副大臣は「基地の広大さ、人口密集地域の上を飛行機が飛ぶことによる生活破壊をこの目で確認した」と感想を語った。 逢沢副大臣は午前、JR相模原駅北側に広がる相模補給廠を駐車場屋上から視察した。小川勇夫相模原市長が案内し、基地の存在がまちづくりの大きな阻害要因となっていることを説明した。 午後は大和スポーツセンター屋上で、住宅地上空を旋回する戦闘攻撃機の爆音のすさまじさを体験、実感した。土屋大和市長が案内し、「最低でも夜間離着陸訓練(NLP)の移転、艦載機部隊の移転もぜひ実現してほしい」と訴えた。 一方、座間市の星野市長は、「地元と米軍の良好な関係なしに、これからの日米安保はあり得ない。」「厚木基地の移転とバーターにすべきではない」とけん制し、キャンプ座間の米陸軍第1軍団の移駐を危惧。 逢沢副大臣はキャンプ座間で在日米陸軍司令官のエルバート・パーキンス少将、厚木基地で司令官のリード・エクストロム大佐と面会した。 |
◎外務副大臣が基地視察−米軍再編問題で4月7日− 米軍再編問題で4月7日、逢沢一郎外務副大臣が県内の米軍基地を視察する。松沢県知事が米軍再編の具体論に入る前に神奈川県の基地負担の現状を見てもらえるよう外務省へ要望していたもの。視察先は厚木基地、キャンプ座間、相模補給廠。視察後は綾瀬市役所で知事や関係市長と意見交換会が行われる予定。参加するのは県基地関係県市連絡協議会に加わる9市のうち大和、綾瀬、相模原、海老名、藤沢、逗子の6市長と座間、横須賀、横浜から副市長や担当部長の予定。 |
◆爆音を振りまきながら艦載機帰還−空母キティホーク3月28日入港 2月10日に出港していた空母キティホークの艦載機が3月25日(土)11時頃から続々飛来、空母入港を前に40数機が厚木基地へ帰還した。スーパーホーネット戦闘攻撃機やプラウラー電子戦闘機などが4機編隊で厚木基地滑走路の北側から次々と飛来、旋回しては1機ずつ着陸した。空母キティホークは出港後、沖縄で海上自衛隊と演習を行ったあと、香港や釜山に寄り、米韓合同演習などに参加、28日に横須賀港へ入港した。 |
◎米空母の母港化返上求め意見書−大和市議会可決− 大和市議会は3月24日の本会議で米空母キティホークの退役を機に米空母の母港化を返上するよう求める意見書を全会一致で可決した。2008年にも退役が予定されるキティホークの後継艦が原子力空母や通常型空母にかかわらず、横須賀基地が空母の母港として使われる限り、厚木基地の激しい騒音と墜落への不安は変わらないと強調した。意見書では、艦載機が訓練を行う米海軍厚木基地を抱える大和市の市民は、激しい爆音と墜落事故の不安に長年耐えていると指摘した。 |
◎外相ら関係自治体と意見交換−米軍再編問題− 米陸軍第1軍団のキャンプ座間移転や厚木基地の空母艦載機NLP移転構想などが浮上している米軍再編問題で、町村外務大臣や大野防衛庁長官らが米軍施設のある14都道県の知事の意向を聞く会合が3月28日外務省で開かれる。神奈川県は松沢知事が出席。松沢知事は定例会見で、厚木基地の騒音問題の抜本的解決について「艦載機部隊の県外移転が一つのゴール」と述べ横須賀基地の空母後継艦問題については「外務省が国益を考えて交渉すれば、通常型空母になると信じている」と述べた。また、この会合とは別に4月上旬頃、外務大臣か副大臣が県内の米軍施設を視察し、地元首長と意見交換をする方向で調整していることを明らかにした。 |
◆空母キティホーク、横須賀港を2月10日出港◆ 厚木基地の爆音続く おかしいぞ 空母キティーホークの動き 昨年9月に横須賀に入港した米空母キティーホーク、通常の秋の訓練にも行かず、昨年後半は厚木基地で爆音を振りまき続けたが、1月11日に横須賀を出港、その後3回も入出港を繰り返し、いよいよ2月10日には出港したが、この間の動きは過去に例がなく、まったく異常。その分爆音もうるさく住民被害が続いた。1月から2月にかけての厚木基地動き、空母キティーホークの動き、米艦載機の動きもまさに異常、連日爆音を振りまいており、さらに着艦訓練の失敗、6人が負傷、スーパーホーネットが海の藻屑と消えた重大事故までおきた。この一連の動きについて、以下のように問題提起します。 なお、リムピースホームページhttp://www.rimpeace.or.jp の関連ページをご覧ください。 1 空母キティーホークが横須賀に寄港したのが昨年9月7日、例年なら出港して秋の長期の航海・訓練に出る時期に入ってきた。空母の入港に伴って艦載機は厚木基地に。以来厚木基地の滑走路を空母の甲板に見立てて激しい訓練を5ヶ月あまり続けていた。10月にはスーパーホーネットの第2陣が到着、爆音はすさまじく、周辺市民の生活を乱していた。そして空母キティーホークは1月11日、横須賀を出港した。 NLPの通告、実施なしの試験航海に。 2 1月13日、米海軍厚木航空施設司令官Aリードエクストロム大佐が大和市役所を訪れ、土屋市長に18日から23日まで着陸訓練を行うと通告、基地司令官が直接大和市に来て通告というのも異例のことだが、直前5日前の通告も異常。そしてスマトラ沖の地震・津波被害の救援のためとほのめかしての通告もおかしなものだった。 3 今回の通告には米軍側からはNLPとの表現はなく、着陸訓練と表現し、夜間だけでなく昼間の訓練を示唆した通告だった。同日、防衛施設庁から周辺自治体に出された通告の通知でも、硫黄島で着陸訓練、厚木で夜間着陸訓練、硫黄島の悪天候の場合は厚木、岩国、横田、三沢で着陸訓練と表現されている。 4 空母キティーホークは17日にいったん横須賀に戻り、翌18日に再び出港、今度は“着陸訓練”中の22日に横須賀に戻り、そして26日に再度横須賀を出港した。 5 この出港でNLPを終えた艦載機も厚木基地から空母とともに災害救援に行くと思いきや、艦載機は相変わらず厚木基地で激しい訓練を繰り返していた。 6 そしてスーパーホーネットの事故。29日午後6時半過ぎにFA18F型機が着艦に失敗してワイヤーが切れて重症者をだし、飛行機は海に落ちた。 7 空母キティーホークは31日、再び横須賀に入港、1月に3回も入出港を繰り返すという異状事態だ。事故の原因も、状況報告も詳しくされず、どうなっているんだとの疑問が募る。 8 災害救援はどうなったんだとの疑問も募る。NLPが、出港が、災害派遣のためでなかったことの説明はいまだ何もなされていない。 9 2月9日現在、空母キティーホークは横須賀に居り、空母出港10日前に着艦訓練を実施するという、期限もすぎてしまった。4度目の出港ではNLPなどの着陸訓練をまたやるのか。やらなくても出港できるのか。これ以上の爆音を振りまくのか、基地周辺では怒りの声が渦巻いている。 以上 基地監視・議員集団、リムピース 金子豊貴男 |
■スーパーホーネットが着艦に失敗 6人が重軽傷■■厚木基地周辺住民の不安一層高まる 同司令部によると、房総半島の南東沖約180キロの海域で、艦載機スーパーホーネットが飛行甲板に着艦したところ機体に引っかかるワイヤーが切れ、そのまま海中に転落した。操縦士2人は脱出したが、甲板で作業中の乗組員6人が切れたワイヤーに当たるなどして足を切断するなどの重軽傷を負った。重傷の3人はヘリコプターで横須賀基地内の病院に輸送された。機体は沈んだままになっており「事故原因は調査中」としている。爆弾などの有無について米海軍は「訓練中は搭載していないはずだ」としている。 外務省や防衛施設庁は発生後間もなく、米側から通報を受けた。施設庁は艦載機が所属する厚木基地(神奈川県)の地元自治体などには連絡したが、現場が公海上であることなどから公表はしなかったという。 米海軍横須賀基地に配備されているキティホークは修理を終えて作戦航海に出るため、1月26日同基地を出港し、洋上で艦載機の着艦訓練をしていた。同艦は1月31日に同基地に帰港した。 |
■米ヘリが緊急着陸 神奈川の学校グラウンド 2月1日午後零時25分ごろ、伊勢原市の成城学園(東京)所 有の総合グラウンドに、在日米陸軍キャンプ座間第78航空大隊所属のヘリコプターUH−60A(乗員3人)が緊急着陸した。当時グラウンドに人はおらず、乗員にけがはなかった。 伊勢原署の調べでは、ヘリは静岡県のキャンプ富士からキャンプ座間に向かって飛行中、操縦席にある複数の部品の摩耗を感知する警告灯に異常ランプが点滅したため予防着陸したという。 在日米陸軍の技術要員が機体を点検して異常がないことを確認し、同2時20分ごろ離陸した。 同型機は2004年5月、秦野市の上智短大構内のグラウンドにも緊急着陸するトラブルを起こしている。 また、キャンプ座間を抱える相模原市の小川市長も「沖縄県の墜落事故や横浜市内での弾薬落下など、昨年から米軍ヘリの事故が相次いでいる。原因を早急に解明して公表し、同機種の再点検と具体的な再発防止策を講じるよう求める」と抗議している。 |
沖縄から・・・ 訓練移転、比が受諾方針 実務者で来月初旬/在沖基地、新展開も 国際テロ対策などをテーマにした日本とフィリピンの防衛実務者会合が二月初旬に東京で開催されることが二十九日、分かった。沖縄の基地負担軽減を目指す日本に対し、比側は在沖米海兵隊の訓練受け入れ拡大を伝え、テロ対策の国際協力を求めるものとみられる。米軍はフィリピンでの共同演習を活発化させる方針を示しており、日比協議の進展によっては、米軍再編の中で沖縄の基地負担軽減を絡めた日米比三国間による防衛協力の新たな枠組みが生まれる可能性も出てくる。 米軍再編で米側は在沖米海兵隊一部の本土移転と訓練の国外分散を検討している。訓練移転先とされるフィリピンの防衛当局者が日比防衛会合の場で、受け入れの意向を日本側へ伝える初の機会となる。 米軍再編の日米外交・防衛首脳会談(2プラス2)の三月二十一日開催が決まっており、その前に在沖海兵隊の訓練移転をめぐる日比会合が実現する意味合いは大きい。米比間は昨年十二月にクルス比国防長官がファーゴ米太平洋軍司令官と共同訓練拡充で合意した。 海兵隊の訓練移転に向け数年来、比国防省と水面下で交渉を進めてきた下地幹郎元衆院議員が今月二十五日、マニラで同省高官と面談し、日比防衛会合の開催を確認した。下地氏は米海兵隊司令部へも訓練移転を積極的に働き掛けてきた。 訓練分散による沖縄の負担軽減、比国の受け入れ表明と貧困対策といった諸要素が絡み合う中で、三国が利害一致をみるかどうかがポイントとなりそうだ。 イスラム教過激派のテロ攻撃に苦慮するフィリピンは、米軍との共同演習で自国軍の対テロ戦闘能力の向上を図る方針。ルソン島中部に国家訓練センターを整備し、米軍をはじめ東南アジア各国の訓練を受け入れるプロジェクトを進めている。 地域の貧困問題が国際テロの温床となるとされており、フィリピン側としては米海兵隊の訓練受け入れと同時に、日本の経済支援を引き出すきっかけにしたいとの思惑もありそうだ。 <沖縄タイムス2005年1月30日 朝刊 1面> |
米軍再編日米協議 指針改定3月着手へ 新たな脅威に対応 8月新安保宣言 米軍の変革・再編(トランスフォーメーション)をめぐる日米協議のロードマップ(工程表)が二十九日、明らかになった。テロや弾道ミサイルなど新たな脅威への共同対処を強化するため、三月中にも「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)の改定に着手する。新たな脅威への対応が差し迫った課題だとして「運用面の体制整備を急ぐべきだ」(政府筋)と判断した。八月には新たな「日米安全保障共同宣言」を発表する予定だ。 日米両政府は二月の第二週に、ワシントンで外務・防衛当局の審議官級協議を開催。三月の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で合意を目指す「共通戦略目標」の文案作成に入る。 平成九年に策定されたガイドラインを改定するのは、テロやゲリラ、弾道ミサイルといった新たな脅威が台頭した安全保障環境の変化に対応できるよう、自衛隊と米軍が共同対処する運用方針を見直す必要があるとの認識で一致したためだ。 具体的には、テロの危険性が指摘される朝鮮半島から中東にかけた「不安定の弧」への対処を念頭に、普段から情報収集や監視活動で日米協力を緊密化、自衛隊による米軍への輸送協力強化などの役割分担も見直す。 日本への武力攻撃対処と周辺事態での協力については、在日米軍と自衛隊の基地の共同使用や日米の統合任務部隊指揮官による共同調整のあり方などが課題になる。 こうした「役割分担・相互運用性」の協議は、三月にも自衛隊、米軍双方の制服組も交えた作業部会を設けて本格化させる。 日米両政府は、この協議をガイドラインの改定作業に位置付け、ガイドライン改定は来春をめどとすることを検討している。 また新たな日米安保共同宣言は、中国や北朝鮮などアジア・太平洋地域の脅威に加え、不安定の弧をはじめ世界的なテロの脅威に対処するため、地球的規模での日米の連携強化を盛り込み、八月をメドに策定する。同時に(1)米軍横田基地の航空自衛隊と民間機の共用化(2)米軍基地が集中する沖縄の負担軽減−についても両政府で方向性を出したい考えだ。 ◇ 《米軍再編をめぐる日米協議の日程》 2月 日米審議官級協議 3月 日米安全保障協議委員会(2プラス2)で共通戦略 目標に合意。ガイドライン改定に着手 8月 日米首脳会談で新たな「日米安保共同宣言」を発表 横田基地と沖縄基地の再編で方向性を提示 来春 新ガイドライン策定 《日米安保共同宣言》 平成8年の日米首脳会談で発表。冷戦終結で旧ソ連の脅威が低下する一方、北朝鮮の核開発や中台間の軍事的緊張などの不安定要因を踏まえ、アジア・太平洋地域での日米間の緊密な協力関係を打ち出した。 ガイドライン 平成9年、自衛隊と米軍の協力を日本有事に限定した旧ガイドラインを改定。平素の協力や日本への武力攻撃対処に加え、日本の平和と安全に重要な影響を与える周辺事態で自衛隊が米軍の後方支援を行うことを明記。 (産経新聞) - 1月30日 |
☆★厚木基地の米軍機を載せる米空母キティホークの動き 厚木基地では年明け早々から始まった米軍機の訓練ですが、横須賀港でも動きが活発なようです。 空母キティホークは1月11日横須賀港を出港。試験航海を経て17日入港。翌18日に再び出港し、22日に入港。そしてまた26日出港。今回は艦載機の着艦訓練を行うようです。 詳細はリムピースHPへ |
−−基地周辺の爆音被害増加!−− 全国の基地周辺市議らでつくる米軍監視市民団体リムピース(代表・遠藤洋一福生市議)は二十日、在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)を拠点とする空母キティホーク艦載機の二〇〇四年の総離陸回数が前年比で43%増の四千四百二十回と、一九九〇年の監視活動開始以来、最高だったことを明らかにした。 離陸回数が〇三年の三千九十回から大幅に増えたことについて、リムピースの金子豊貴男相模原市議は「空母が横須賀や香港、グアムなど日本周辺にいる期間が長かったためで、基地周辺の騒音被害はひどくなった」と説明した。 離陸後の目的地や飛行の特徴としては、低空飛行訓練が二百四十回(〇三年百三回)、関東地方山岳部での対地攻撃訓練が二百八十一回(同百六回)と急増したという。 〇三年十一月から配備されたFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機は、対地攻撃訓練のため二百十四回離陸したことを確認、金子市議は「対地攻撃に特化していることが分かった」と指摘した。(神奈川新聞05.01.21より) |
NLP通告−米空母キティホーク艦載機の離着陸訓練通告 ◆NLP通告がありました。 1.硫黄島における着陸訓練(高騒音機)→1月18日(火)〜23日(日)12:00〜3:00 2.厚木基地における夜間着陸訓練(低騒音機)→1月18日(火)〜23日(日)18:00〜22:00 3.硫黄島の天候事情により所要の訓練を実施できないとき 厚木、岩国、横田、三沢の各基地で1月18日(火)〜23日(日)18:00〜22:00 ・・・といっても普段から昼間も夜もうるさいですし、NLP通告前の方がものすごくうるさいです! ちなみに本日(13日)もF/A18E・Fスーパーホーネットをはじめ、F/A18C、EA6B、E-2Cその他が爆音をまき散らしながら飛んでいます。 更に、その合間をぬって自衛隊機P-3Cも着陸訓練を繰り返していました。 |
残る1隻の通常型空母も退役か/横須賀 米軍の準機関紙「星条旗新聞」は八日、米海軍が二〇〇六年、二隻の通常型空 母のうち、ジョン・F・ケネディを退役させる計画があることを伝えた。横須賀を事実上の母港とするキティホークは〇八年退役予定だが、ケネディ退役が現実化した場合、キティホークの後継艦は原子力空母しか残らない。横須賀の米空母の母港継続は、さらに大きな問題となりそうだ。ケネディは、フロリダ州メイポートが母港で、退役予定は一八年とされていた。同紙によると、米海軍は経費削減のため同艦退役を大幅に前倒しし、〇六年予算で退役の方針であることを先週、フロリダ州選出の下院議員に事前説明した。これに反対する下院議員三人は、米空母十二隻体制の維持を求める法案を表明した という。米海軍当局は事前説明や法案についてコメントを拒否しているという。 (神奈川新聞1月9日) |