5月20日に第五次訴訟原告団の街頭宣伝活動が相模大野駅頭で行われました。厚木基地の騒音被害を広く市民に知ってもらおうと始めた街頭宣伝活動もいよいよ最後となりました。

原告が直接マイクを握っての街頭宣伝活動、始めて見ると皆さんなかなか上手に、身近な爆音被害を訴えていました。変に政治的にならなかったのが良かったのでしよう。基地による被害を訴えるとなると、被害よりも政治信条を披露したくなる人もでがちですが、そういうこともなく、自分たちで作成したビラも科学的な事実をもって被害の実態を訴えてきました。

第五次原告団も厚木基地の爆音被害を裁判に訴えて7年。思いもかけないコロナ禍で裁判の傍聴も制限せざるを得なかったこともありましたが、毎日の基地監視活動、爆音日誌を書くことで普段見逃していた騒音の確認、署名活動、そして街頭宣伝活動など、多くの活動を原告の皆さんと足並みをそろえて行ってまいりました。いよいよ判決の日も近づいてきました。私たち原告団はやるべきことはやったという自負を持って判決を迎えたいと思います。