2024.04.21 海自ヘリ墜落
4月20日、土曜の深夜に海上自衛隊のSH60Kヘリコプターが2機、鳥島の東方海上で墜落したと報道がありました。乗員は4名ずつの8名で、そのうち1名の死亡が確認されたとのこと。ヘリは対潜水艦訓練の訓練中だったといいます。深夜の海上では明かりもなく、レーダーや監視機器頼りの訓練だったのでしょう。
ヘリは長崎の大村航空隊と徳島の小松島航空隊のものだといいます。厚木基地のヘリではありませんでしたが、厚木基地を利用したかもわかりませんが、鳥島まで約500kmの距離があるといいます。本土から飛んで訓練したのでは燃料が持たないでしょうから、近くに着艦できる護衛艦などがいたのではないでしょうか。対潜水艦訓練と言いますから実際に潜水艦も出ていて、発見攻撃する訓練だったのか?
ニュースによれば2機が衝突した可能性もあるとのこと。暗闇の中の訓練ですから何が起こるかわかりません。厳しい訓練です。
昨年の4月6日に沖縄県宮古島沖で陸自のUH60JAが墜落し、10人が亡くなっています。1年後にこの事故です。安全対策をしっかりと確立し、二度とこの種の事故が起きないように願うものです。写真は墜落したヘリと同型機です。