第五次厚木基地爆音訴訟

艦載機飛来で厚木基地に抗議

4月26日(金) 10時に厚木基地正門前に第五次訴訟団、厚木爆同、神奈川平和運動センター、県央共闘会議の四者が集まり、厚木基地に艦載機が多数飛来したこと、オスプレイが飛来したことなどに対する抗議行動を行い、基地司令官あてに抗議・申し入れ文を手渡しました。

急遽の呼びかけとあいにくの雨で集まりは25人程度でしたが、空母艦載機が岩国基地へ移駐してからも度々飛来しての爆音と、危険性の高いオスプレイの飛来は許すことができません。

 

申し入れ文

 

2019年4月26日

米海軍厚木航空施設司令官

ロイド B マック大佐 様

厚木基地爆音防止期成同盟

       委員長 石郷岡 忠男

第五次厚木基地爆音訴訟原告団

       団 長 大波 修二

原子力空母の母港化に反対し

 基地のない神奈川をめざす県央共闘

        共同代表 高久 保

                            神奈川平和運動センター

        代 表 福田 護

 

空母艦載機及びオスプレイの飛来反対、すべての訓練を中止するよう求める申し入れ書

 

わたしたちは、米軍基地による被害を訴え、平和で静かで安全な生活を求めて活動している市民団体、労働団体です。

この間の厚木基地における米軍の運用が市民に大きな被害を及ぼしていることから、飛来及び訓練を中止するよう強く訴えます。

まず、4月2日、前日に伊丹空港で緊急着陸をしたMV22オスプレイが、厚木基地に飛来しています。緊急着陸の理由が何も明らかにされない上に、十分な点検・整備を行わないままの飛行は、大きな不安をかき立てました。度重なる事故の原因について徹底した解明もなく、構造への不安が払拭できないオスプレイについては、住民も自治体も安全性に懸念を抱いています。貴職からもそのことを海兵隊司令部に伝えていただきたいと思います。

また、空母艦載機の爆音については、何度も貴職に対し抗議し、訓練中止を求めてきました。にもかかわらず、昨年12月の空母横須賀帰港以来、厚木基地に飛来し訓練を行う回数が増加しています。特にこの4月は、日に4機、5機と飛来し、訓練をして厚木にそのまま居残るケースも増えています。

米海軍は、「厚木はこれからも重要な基地であり、折に触れて使用を続ける」と移駐時に発表しましたが、既に点検・整備部隊も不在の基地で、飛行前後の点検もせずに飛ぶことの危険性は計り知れません。この間、米軍機の緊急着陸、部品落下などのトラブルが増加しているのも、この点検不足に原因があると思われます。

機体のトラブルは大事故につながります。わたしたちは町田、大和、横浜などで引き起こされた過去の惨事を忘れてはいません。

間もなく、空母が出港する時期かと思います。出港前は、集中的な着艦訓練が行われます。いわゆるFCLPですが、これについては1993年に硫黄島基地を提供することが決まり、1995年からは、ほぼ9割のFCLPが同島で実施されています。

しかし、2012年5月そして2017年9月に厚木基地で突然実施され、市民は強烈な爆音に見舞われました。2012年5月には、県知事が周辺の首長とともに現地視察し、「身の毛もよだつ爆音」と非難したことは貴職にも伝わっているはずです。通常の訓練もさることながら、FCLPについては必ず硫黄島で実施するよう強く求めます。

オスプレイについては、先般、厚木基地内において、定期機体整備業者への説明会が行われたと聞いていますO仮に厚木基地内で定期機体整備を行うようになると、頻繁にオスプレイが出入りするようになり試験飛行も厚木基地を拠点に行われることになるでしょう。先に述べたように住民・自治体のオスプレイヘの不安は未だに払拭されていません。オスプレイの定期機体整備が厚木基地内で行われた場合、厚木基地への不信感はさらに増幅されます。貴職にとってそれは決して望ましいものではないはずです。

 

以下、改めて申入れ事項を列挙します。

1 4月1日に起きたMV22オスプレイの伊丹空港での緊急着陸の原因及び処置の経過を明らかにするよう米海兵隊司令部に伝えること。また、オスプレイの飛来を受け入れないこと。

2 空母艦載機の飛来・訓練を今すぐ中止するよう在日米海軍司令部に伝えること。

3 空母出港前のFCLPはすべて硫黄島で実施するよう在日米海軍司令部に伝えること。

4 オスプレイの定期機体整備については、厚木基地を拠点に行わないこと、厚木基地周辺の業者を選定しないことなどを担当部署に伝えること。

以上