2024.12.15 横浜地裁判決報告集会
11月20日の横浜地裁不当判決を受けて東京高裁に12月3日控訴しましたが、その後原告団各支部での報告集会が開かれています。12月15日に高座渋谷の渋谷学習センター会議室でも福田護、関守麻紀子両弁護士の出席で報告集会が開かれました。
判決の詳細な説明がされた後、原告から、騒音測定に協力したことがあるが、そのとき90dBくらいの音を測定したが、5秒以上の音しかカウントされないといわれる、それ以内の音で大きな音であってもカウントされないのか、行政訴訟と民事訴訟での判決で同じ請求でも棄却と却下の違いがあるのはなぜか、東京高裁へ控訴したが、そのメリットは何か、原告として爆音日誌など作成してきたが、判決に反映されたのか、等鋭い質問が相次ぎました。
弁護士から、裁判所では騒音測定のやり方は騒音時間の長さで行っているのではないこと、行政は法的に受け付けるものと受け付けないもの、民事では米国など相手によって棄却と却下の違いが出てくること、東京高裁へ控訴しないと地裁で出された賠償金が確定してしまうこと、原告団で資料を作成するなど、そういう活動が艦載機の岩国移駐を実現させた力となっている、原告団の努力は無駄ではなくこれからも協力を願うなど、丁寧な回答がされました。