2024.12.03 東京高裁へ控訴
第五次厚木基地爆音訴訟の判決が11月20日に行われ、訴訟団では直ちに臨時総会を開き判決に対する態度を決定しました。横浜地裁の判決は、米軍艦載機の岩国移駐後の騒音区域を、艦載機がいなくなったことを根拠として大きく縮小し、これまでの原告の6割の人がコンター外になるというひどいものでした。また、航空機の飛行停止も米軍・自衛隊とも認められず、棄却となりました。厚木基地周辺住民の長年にわたる爆音被害を顧みないこの判決を私たちは容認することはできません。11月24日の臨時総会で東京高裁への控訴を決定し、12月3日に控訴いたしました。同時に国側も控訴しましたので、今後は東京高裁での裁判闘争となります。私たちは静かで平和な空を求めて東京高裁での裁判を闘います。