2024.10.04 米空母母港化抗議横須賀集会

横須賀ヴェルニー公園で「米空母母港化抗議!原子力空母ジョージ・ワシントンの配備撤回を求める10.4全国集会」が夕方18時から開かれ、公園を埋め尽くした参加者が原子力空母の母港化反対を訴えました。

横須賀集会で集会挨拶をする福田平和センター代表

最初に司会者が、1973年に両3年という約束で始まった米空母母港化が50年を迎え、再び原子力空母ジョージワシントンが配備されようとしている。空母母港化を許さないという我々の意志をこの集会を貫徹することで表そう、と訴えました。

続いて平和運動センター代表の福田護氏があいさつし、安保法制を準備した2014年の閣議決定から10年を経過し、この国は大きく変貌した。憲法9条を配した平和国家から軍事国家へと大きな流れが明らかになっている。安保3文書や防衛予算の大幅増、敵基地攻撃能力の内容など詳しく話されました。

最後に厚木基地訴訟に触れ、11月20日に横浜地裁で判決が下されること、米軍艦載機の岩国移駐で物理的な騒音は減ったが、地元の人はやはりうるさいという声が絶えない。これはなぜかという疑問、これに対し軍用機の騒音は突出したうるささを持っているという新たな評価法を横浜国大名誉教授の田村先生が明らかにしてくれた。これが横浜地裁の判決にどれだけ反映されるか期待している。と述べられました。