2024.08.05 最近の米軍ヘリの不時着

2024年8月3日(土)10時50分頃にMH53E米軍ヘリ1機が海老名市社家の田んぼに不時着しました。厚木基地を離陸して間もなくと思われます。

異状を示す警告ランプが点灯したということで緊急着陸となりましたが、12時40分に離陸し、厚木基地に戻りました。つい最近まで厚木基地に駐機していたMH53Eと思われます。けが人はいない模様です。このヘリは青森県陸奥湾で行われていた日米共同訓練(機雷戦)に参加していた2機の内1機と思われます。

7月28日には和歌山県の紀ノ川河川敷にやはり米軍ヘリが緊急着陸しています。河川敷に着陸したのは在韓米軍のヘリコプター3機。三重県伊勢市の明野駐屯地を離陸した後、1機の警告灯が点灯したため、28日午前8時40分に河川敷に着陸。3機は7月18日から26日まで滋賀県高島市の饗庭野(あいばの)演習場であった日米共同訓練に参加するために日本に滞在していたといいます。

米軍ヘリの不時着(緊急着陸)が相次いだのは何か関連性があるのでしょうか。不時着したMH53Eヘリがいつ製造されたかはわかりませんが、MH53型機の運用が始まったのは1981年からです。相当古い機体と言えるでしょう。

和歌山県に不時着した米軍ヘリも報道写真で見る限りCH46ヘリと思われます。在韓米軍ヘリということですが、日本ではすべて退役して現存していないヘリです。これも相当古い機体と言えるでしょう。

このような古い機体が日本国内を飛びまわっていることに恐怖を覚えます。過去MH53Eは2018年7月28日に厚木基地内で窓枠を落下させ、沖縄でも2017年12月13日に小学校のグラウンドにCH53Eの窓枠を落下されています。

老朽化した危険なヘリは飛ばすべきではありません。

米軍大型ヘリMH53E