2024.03.19　南関東防衛局申し入れ

昨年11月29日に鹿児島県屋久島沖に横田基地のCV22オスプレイが墜落し、8名の乗員がすべて死亡するという痛ましい事故がありました。これを受けてさすがの米軍も12月7日から全世界のオスプレイを飛行停止にしていましたが、今年3月8日に飛行停止処置解除の通告がありました。しかし原因は分かったといいながら、その原因は明らかにされず、安全は確保できるという一方的な言い方で解除したものです。この地域住民無視の通告で再びオスプレイが住宅地の空を飛びまわることは許せないと、厚木爆同・第五次訴訟団・神奈川平和運動センター代表が3月19日に南関東防衛局へ抗議の申し入れに訪れました。

急遽の申し入れとなったため防衛局でも担当部局の返答が間に合わず、対応した報道官がホームページで発表した以上のことはわからないが、伺った話は上部へ伝えると言うばかりでした。しかし、今までオスプレイの事故原因はクラッチの不備、ハード・クラッチ・エンゲージメントと言われていましたが、原因はクラッチの不備ではないことが明らかとなりました。ではどこが原因かと問うてもそれはわからないの一点張りでしたが…。ともかく厚木基地には定期機体整備中のオスプレイがあり、すでに整備が終わっている状態と思われます。いつ試験飛行が始まるかとの問いにも答えはありませんでしたが、オスプレイが厚木基地にあるだけでも不安なのだと告げてこの申し入れを終えました。