2020.06.08 第10回口頭弁論開かれる

6月8日(月)の14時30分から横浜地裁で第五次訴訟の第10回口頭弁論が開かれました。今回も新型コロナウィルスによる感染を防止するため、支部役員を中心に15名と弁護団による参加で行いました。

弁論は原告側から石黒弁護士が防音工事の問題点について、防音効果のために住民を部屋に閉じ込めるものであり、自由が束縛される。また、国は環境基準を理想値ととらえており、実現しなくてもよいものと考えている、と指摘しました。

続いて福田弁護士は、艦載機の岩国移駐で騒音が減ったことを国の成果のように言っているが、とんでもない。国が何もしないから住民が怒り、半世紀もの間闘ってきた成果だ、と怒りを込めて陳述しました。騒音値も環境庁方式と防衛施設庁方式を国は都合の良いように使い分けている。羽田空港へのルート変更で75dBの値すら大きな問題になっているが、厚木の騒音はそんなものではない、と陳述しました。

裁判終了後役員から挨拶