2020.05.15 ロナルド・レーガン試験航海から戻る

5月5日に横須賀港を試験出港したR・レーガンが5月15日に戻ってきました。レーガンの試験航海は例年の1週間程度より長く、10日間に及んでいます。

このレーガンが本格出航する前に艦載機のFCLP(連続離着陸訓練)とCQ(離着陸認定資格試験)が行われますが、その期間が5月14日(木)から6月10日(水)までと異常に長くなっています。

これは新型コロナウィルス対策が含まれているためで、米軍によると、「新型コロナウィルスの影響が多方面に及ぶ中、FCLP実施に係る日米の関係者の安全を確保し、空母ロナルド・レーガンを確実に運用するために必要な措置である」と説明しています。

硫黄島周辺が悪天候の場合、厚木や岩国、三沢基地などでFCLPが行われるといわれていますが、それがいつなのかは未定のようです。

以下は防衛省からの通達です。

 

(お知らせ)

令和2年5月12日       防   衛   省

空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練(FCLP)について

在日米軍司令部から、下記のとおり硫黄島において空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練(FCLP:Field Carrier Landing Practice)を実施する予定である旨の通知があったので、お知らせします。なお、予定は現時点のものであり、今後変更される可能性があります。

1 米空母艦載機着陸訓練(FCLP)は、空母ロナルド・レーガンが一定 期間、横須賀に寄港した後、運用を再開するに先だって行われるもので、 パイロットが空母へ着艦する資格を回復するために必要不可欠な訓練で す。この訓練の実施は、地域における日米の抑止力・対処力を維持・強化 するため、非常に重要な意義があります。

2 着陸訓練概要

・ 訓練期間:5月14日(木)~6月10日(水) 11:00~翌03:00

・ 訓練機種:空母ロナルド・レーガン艦載固定翼機全機種

(FA-18E、FA-18F、EA-18G、E-2D、C-2A)

以 上