原子力空母母港化撤回を求める全国集会
10月1日(月) 横須賀ヴェルニー公園で、原子力空母の母港化に反対する全国集会が参加者1000名以上を集め、18時より開かれました。
原子力空母ジョージ・ワシントンが初めて横須賀に配備されたのが2008年9月25日。2代目の原子力空母ロナルド・レーガンが2015年10月1日に配備されて丸3年たちました。
原子力ではない普通型空母ミッドウェイが配備されたのが1973年10月5日ですからそれから46年が経過しています。当初は長くて3年といわれた空母の配備は46年たった今でも続いています。
その間、空母艦載機は厚木基地を地上訓練基地として利用し続け、周辺住民に爆音被害を強制してきました。今年3月、艦載機部隊は山口県岩国基地に移駐しましたが、今度は艦載機の爆音は岩国基地周辺住民に降り注いでいます。爆音のたらいまわしは許せません。
集会では厚木爆同石郷岡委員長が現地報告を行い、「政府は艦載機が岩国へ移駐したことで、爆音が90%減ったと宣伝しているが、これは全くの嘘であり、私たちの現地調査では日中の調査だけでも70dB、80dBの音はそんなに減っていない。100dB以上の音は確かに90%減っているが、だからと言って厚木基地の爆音がすべて90%減ったわけではない。これが現実である」「厚木基地周辺には200万人を超える人が住んでおり、その上空を軍用機が飛行している。これを打破するにはここ横須賀の空母配備を撤回するしかない」と訴えました。
集会終了後、横須賀市内をデモに移り、基地撤去・オスプレイの飛来反対などをシュプレヒコールしながら行進しました。