沖縄普天間の小学校に部品が落下
沖縄支援行動中、緊急集会に参加【2017年12月13日】

 2017年12月13日(水)午前10時過ぎ、沖縄の普天間基地(米海兵隊)所属の大型輸送ヘリCH-53から約1b四方の窓が枠ごと小学校のグランドに落下した。

 普天間基地の北側に隣接する小学校のグランドでは2年生と4年生の児童約60名が体育の授業中だった。窓は10数bしか離れていない場所に落下し、児童1名が左手に軽いケガをした。全員がグランドから建物に避難し、動揺して泣いた児童もいたという。

 12月7日には約300b離れた保育園に同型ヘリの部品が落下した事故が起きたばかり。
また今年10月には、同型ヘリが東村高江の民間地に不時着、炎上した。
昨年の12月13日には、普天間基地の米海兵隊オスプレイ1機が名護市東海岸約1`沖に墜落する事故も起きている。

【四次訴訟原告団の役員8名も現場へ】
 四次訴訟団の役員のうち8名が13日〜15日までの日程で沖縄支援行動で沖縄におり、現場の小学校に行き、18時からの緊急抗議集会で連帯挨拶をしました。
14日は普天間訴訟の口頭弁論傍聴行動に参加。

【厚木基地でも部品紛失】
 海上自衛隊は12月13日、厚木基地所属の第61航空隊C130R輸送機の部品を紛失した、と発表した。飛行中に落とした可能性がある。紛失したのはエンジンを保護するカバーの一部で、縦26.5a、横11.5センチ、厚さ1.5_、重さ160c。午前8時29分に厚木基地を離陸し、11時02分に硫黄島基地に着陸。着陸後の点検で紛失が確認された。
■厚木基地で艦載機の離着陸訓練【2017年9月1日(金)〜9月6日(水)】 9月1日当日通告

厚木基地を離着陸する米軍ジェット機がタッチアンドゴーを繰り返すなど、最近爆音の激しさを増しています。
岩国に移駐したはずの早期警戒機E-2Dも厚木基地で離着陸訓練を繰り返し、爆音被害は減る気配がありません。

そのような中、91日に防衛省から「厚木基地を使用した着陸訓練」を91日から96日まで行うという通告がありました。
着陸訓練は硫黄島で行う、と決められていますが、台風の影響により洋上訓練ができないため、といっています。

→第五次厚木基地爆音訴訟 原告追加募集中


2017年9月1日 14時過ぎ

2017年9月1日 14時過ぎ
騒音測定(原告団事務所)
 @2017年9月1日(金)15時〜
A2017年9月2日(土)15時〜
B2017年9月4日(月)9時30分〜
C2017年9月4日(月)15時49分〜
C2017年9月5日(火)8時45分〜
●抗議行動 9月5日(火) 厚木基地正門前
■早朝の戦闘機【2016年12月12日】

 12
日朝740分に相模原南部に爆音がとどろいた。

 ジェット戦闘機が2機北に飛び、右旋回していったが、続いてもう1機が加わった。

はっきりしないが、2機編隊の方はEA18Gグラウラーらしい。

 ともかく早朝からジェット戦闘機が旋回飛行するなどということはあまり見られないことである。

■連日の艦載機訓練に加え外来機ハリアー飛来【2016年12月5日(月)】


 今日も厚木基地は艦載機の飛行が多かった。朝も725分頃から次々とジェット戦闘機が離陸していった。昼過ぎに監視行動をしていたところ、F/A18スーパーホーネットやEA18Gグラウラーなどに交じってAV8BUハリアーが飛来してきた。(北側から着陸)
 ハリアーは艦載機ではないが、その爆音は艦載機よりも大きい。米海兵隊所属機で全くの外来機である。爆音裁判をやっていても米軍には全く配慮といったものが見られない。
 ハリヤー3機は、15時頃南へ同時に離陸した。(右)

■連日の爆音【2016年11月30日(木)】

1130日も厚木基地での艦載機の離着陸が数多く観察された。南側のゆとりの森公園での観察では1345分頃に着いてすぐ、米軍電子戦機EA18Gグラウラーが2機離陸準備をはじめ、滑走路に出てきた。北方向へ離陸したので測定音を測ってみると、90dB台であった。頭上を通過するより小さめであったが、それでも腹に響く音量である。その後約1時間観察していた間にFA18スーパーホーネットなど十数機が離陸・着陸を行った。

海上自衛隊岩国基地所属のUP-3D多用途機が2機見られ、1機は離陸したが、もう1機はエンジンテストを行っており、長時間にわたりエンジン音が鳴り響いていた。その音量も70dBを超えるもので、大型トラックが目前を通り過ぎる音量に相当する。自衛隊機の他基地からの飛来も多くみられ、基地間移動が活発な様子がうかがえる
■朝7時過ぎから厚木基地周辺は一日中艦載機の爆音に晒される【2016年11月29日(火)】


昨日から艦載機は頻繁に飛行しており、今日も早朝からジェット戦闘機の爆音が轟いていました。

騒音測定器で測定しながら監視行動をしましたが、滑走路直近で北側では114dB、南側では109.6dBを測定しました。
住宅地でも近い値は出ています。

判決直前ということで午前と午後にマスコミ取材がありましたが、記者の方は飛行回数の多さと米戦闘機の爆音に驚いていました。


↑4機編隊で飛来し基地南側から着陸(10時55分頃)

↑4機が連続して離陸(北へ)14時45分頃
■艦載機 11月11日より厚木基地飛来、
 米原子力空母ロナルドレーガンは11月21日横須賀基地入港

 11月11日(金)一部艦載機が厚木基地南側から飛来しました。16日(水)は9時30分頃からお昼までにほとんどの艦載機が着陸したようです。
 9月3日に出港していた原子力空母ロナルドレーガンは、グアムでの米軍統合演習や韓国で行われた米韓演習などに参加し、11月21日午前横須賀基地へ入港しました。
■空母艦載機の動き【2016年11月18日(金)】
 11月16日に厚木基地に入った艦載機、今日は朝9時に戦闘機が2機北上していった。厚木基地ではE-2C艦上偵察機が2機、タッチ&ゴーを繰り返していたが、10時30分にEA18GグラウラーとFA18Eスーパーホーネットが2機ずつ離陸した。すさまじい爆音であった。航空自衛隊のYS-11も離陸したが、厚木基地は海上自衛隊の基地であるため外来機となる。
■空母艦載機 厚木基地飛来【2016年11月16日(水)】

原子力空母ロナルドレーガンの艦載機が1116日に厚木基地に飛来した。午前9時半過ぎころから続々と3機編隊のスーパーホーネットやグラウラーなどの戦闘機部隊が厚木基地に飛来し、爆音をまき散らしながら基地南側から次々と着陸した。空母ロナルドレーガンはまだ横須賀に入港していないが、入港すれば93日の出港以来2か月半ぶりになる。

原子力空母ロナルド・レーガン、横須賀基地を出港
         厚木基地の艦載機も空母へ 【2016年9月3日(土)】

 2016年7月26日に横須賀基地へ入港していた米原子力空母ロナルドレーガンが、9月3日(土)午前11時過ぎに出港した。新聞報道によると、インド・アジアなど第7艦隊エリアでの哨戒活動や同盟国との演習、海域の港を訪問すると見られる。
 
原子力空母ロナルドレーガンは、8月17日に試験航海に出港、翌日には入港した。
また、8月28日に台風回避のため出港し、8月31日に入港した。
 一方、厚木基地の空母艦載機の陸上着陸訓練(硫黄島)は予定より1日追加して行われた。
 9月4日には、空母に向け艦載機が午前9時過ぎから次々と北へ離陸、夕方は南へ離陸した。
着艦資格取得訓練(CQ)が終了するまでは、厚木基地と空母を行き来する。
 
■オスプレイ訓練 日米、一部グアム移転合意 3週間程度【2016年9月1日毎日新聞配信】
 日米両政府が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイのグアムへの訓練移転で合意したことが分かった。県内で実施する訓練を沖縄の負担軽減のために国外に移すもので、1日に開かれる日米合同委員会で正式合意する。

 日米は2006年度から戦闘機訓練の国内・国外移転を実施してきたが、オスプレイは初めて。対象となるのは普天間配備の24機のうち16機で、9月中旬からグアムの米軍基地で輸送訓練などを実施する。

 オスプレイは12年以降に配備されたが、安全性や騒音への懸念が強く、仲井真弘多(ひろかず)前知事は普天間移設に伴う埋め立てを承認する代わりに、訓練の県外移転などを要求。後任の翁長雄志(おなが・たけし)知事は移設反対とともに、オスプレイの配備撤回を主張している。

 日本政府は普天間の辺野古移設に理解を得るため、沖縄の負担軽減を着実に進める方針。グアムへの訓練移転を調整することで辺野古移設に向けた環境づくりを進めたい考えだ。ただ、訓練期間は3週間程度で、沖縄側の理解が進むかは不透明だ。
■米海軍オスプレイが日本配備へ 2026年までに現行機と交代【2016年8月30日神奈川新聞配信】


【ワシントン共同】米海軍の報道担当者は29日、海軍用の輸送機CMV22オスプレイを日本に配備すると共同通信の取材に明らかにした。配備時期は2021年〜26年になる見通し。第7艦隊の原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機として運用されている現行の輸送機C2グレイハウンド2機と交代する。

  オスプレイには海軍用とは別に海兵隊用のMV22と空軍用のCV22がある。米軍は海兵隊用を普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)で既に運用している。空軍用も17年に横田基地(東京都)に配備する予定で、海軍用はこれらに次ぐ配備計画となる。


C2グレイハウンド輸送機
■オスプレイの動き 厚木基地 【2016年8月25日(木)〜9月6日(火)】
2016年
8月25日(木)
14:14 厚木基地2機着陸(岩国基地より
14:27 厚木基地2機着陸(岩国基地より
8月26日(金) 15:11 厚木基地1機 南へ離陸→横田基地経由キャンプ富士へ
18:08 厚木基地1機着陸

↑8月27日監視行動

↑8月29日(月)13:41 2機が北へ離陸
8月27日(土) 14:11、14:15、14:27 厚木基地3機離陸、横田基地へ
8月28日(日) 厚木基地 1機駐機
8月29日(月) 12:30頃 厚木基地 2機着陸(横田基地より
13:41 厚木基地 2機北へ離陸、岩国基地を経由し、普天間へ
16:17 厚木基地 1機着陸(岩国基地より)
8月30日(火) 12:22 厚木基地 1機離陸、岩国経由で普天間へ

↑8月30日(火)13:59監視行動中に艦載機が次々着陸
8月31日(水) 厚木基地 1機駐機
9月1日(木) 厚木基地 1機駐機
厚木基地に飛来後、13日間駐機していたオスプレイ
9月2日(金) 厚木基地 1機駐機
9月3日(土) 厚木基地 1機駐機
9月4日(日) 厚木基地 1機駐機
9月5日(月) 厚木基地 1機駐機
9月6日(火) 9:13 厚木基地 1機離陸(岩国基地へ)
東富士演習場での訓練通告は8月30日までだったが1週間長く厚木基地に駐機していた原因は不明のまま。
■オスプレイ 4機 厚木基地へ飛来 【2016年8月25日(木)】
2016年8月25日(木)米海兵隊オスプレイ4機が厚木基地に着陸しました。
オスプレイ4機は、8月24日(水)に普天間基地を離陸、同日13時前後に岩国基地へ着陸しました。
25日の12時15分に2機、12時29分に2機が岩国基地を離陸、14時14分(2機)と14時27分(2機)に厚木基地へ着陸しました。

下記は南関東防衛局の情報です。

(平成28年8月4日)
 本日、米側から、米海兵隊のMV−22オスプレイ5機が、8月26日(金)から同月27日(土)までの間、東富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。

(平成28年8月18日)
 本日、米側から、米海兵隊のMV−22オスプレイ5機が、8月28日(日)から同月30日(火)までの間、東富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。  また、併せて、同機が8月29日(月)から同月30日(火)までの間、北富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。  なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。

(平成28年8月25日)
 本日、米側から、米海兵隊のMV−22オスプレイ1〜2機が、人員輸送のため、8月27日(土)から同月28日(日)までの間、キャンプ富士に飛来する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。


8月25日(木)オスプレイ3機目が北側から着陸へ

8月26日(金)監視行動
15時11分1オスプレイ1機が南へ離陸
■厚木基地の艦載機 硫黄島での着陸訓練通告 【2016年8月23日(火)〜8月31日(水)】

〈8月30日 訓練期間の変更について〉
30日までの期間が31日まで変更

 8月16日に在日米軍は厚木基地に所属する空母艦載機の離着陸訓練を8月23日から30日まで硫黄島で実施すると発表しました(11:00〜翌03:00)。
 天候不良などで硫黄島での訓練が実施できない場合は、厚木基地で8月26日から30日(10:00〜22:00)に実施される可能性があるということです。

訓練機種・・・空母ロナルド・レーガン艦載固定翼機全機種(FA-18E、FA-18F、EA-18G、E-2C、C-2A)

■艦載機 7月25日より厚木基地飛来、
 米原子力空母ロナルドレーガンは7月26日横須賀基地入港【2016年7月26日(火)】
 7月25日(月)午前9時半頃より厚木基地南側から艦載機が次々と飛来しました。情報ではこの日に46機が着陸したとのことです。翌26日(火)は、朝7時半頃より厚木基地北側から残りの艦載機が飛来しました。
6月4日に出港していた原子力空母ロナルドレーガンは本日26日夕方に横須賀基地へ入港。
ロナルドレーガンは出港の際、機械的な問題が見つかり再試験航海を行ったり、出港が遅れたため、厚木基地の空母艦載機の陸上着陸訓練が硫黄島で2回行われたりした。
■オスプレイ 1機 厚木基地へ飛来 その後 2機離陸【2016年7月21日(木)】
7月21日(木)13時54分、オスプレイ1機が岩国基地を経由して厚木基地に着陸しました。

悪天候の中、オスプレイ2機が17時24分、17時35分に厚木基地を北へ離陸しました。
■オスプレイ 5機 厚木基地を離陸【2016年7月20日(水)】
7月20日(水)13時過ぎにオスプレイ5機が厚木基地を離陸しました。東富士演習場での訓練は中止との情報もあり、16日の飛来に続き厚木基地への飛来目的は不明です。なお、1機は厚木基地に駐機。

13時11分 3機 離陸
13時15分 1機 離陸
13時16分 1機 離陸

3機同時に南へ離陸
■オスプレイ 6機 厚木基地へ飛来 【2016年7月19日(火)】
7月19日オスプレイ6機が岩国基地を経由して厚木基地に着陸しました。
21時05分 2機 着陸
21時13分 2機 着陸
21時15分 1機 着陸
21時16分 1機 着陸

6機が1度に飛来するのは初めてです。
■オスプレイ 1機 厚木基地へ飛来 【2016年7月16日(土)】
2016年7月16日(土)12時30分 オスプレイ1機(タイガー44)が厚木基地に着陸しました。

神奈川県のホームページによると、「本日午前、オスプレイ1機が普天間飛行場を離陸し、岩国飛行場に着陸するとの情報がありました。その後、厚木→岩国と飛来した後に、普天間飛行場に戻るとのことです。」

すでに南関東防衛局のホームページには、6月30日に、
 「本日、米側から、米海兵隊のMV−22オスプレイ4機が、7月16日(土)、東富士演習場において離発着訓練(空挺降下を含む)を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。」
また、7月7日には、
「本日、米側から、米海兵隊のMV−22オスプレイ4機が、7月17日(日)から同月20日(水)までの間、東富士演習場において離発着訓練(空挺降下を含む)を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。」
以上の情報がありました。

7月16日(土)は、
12時30分 厚木基地 着陸
13時20分 厚木基地 離陸
14時56分 岩国基地 着陸
15時50分 岩国基地 離陸→普天間へ

厚木基地の滞在時間は約50分でした・・・

17日、18日は飛来がありません。


2016年7月16日(土)13時20分 南へ離陸
■韓国海軍哨戒機P-3CK 厚木基地に初飛来【2016年7月4日(月)〜7日(木)】

2016年7月4日(月)14時45分頃、韓国海軍哨戒機P-3CKが、厚木基地に初飛来しました。

7日まで交歓行事や親善訓練、相模湾上空で合同飛行訓練等を行うとのことです。


7月6日(水)は10時10分過ぎに自衛隊機P-3Cに続き韓国海軍P-3CKが南へ離陸、続いて自衛隊機P-3Cが1機離陸しました。12時10分厚木基地着陸。

7月7日(木)13時50分に韓国へ向け厚木基地を離陸。

(左)自衛隊機P-3C、(右)韓国海軍P-3CK
原子力空母ロナルド・レーガン、横須賀港(基地)を出港 2016年6月4日(土)

 2
015年12月3日に横須賀基地へ入港していた米原子力空母ロナルドレーガンが、6月4日(土)午前出港した。西太平洋など第7艦隊エリアでの任務航海を行うと見られる。
 
原子力空母ロナルドレーガンは定期整備を終え、5月9日に試験航海に出たが、13日に入港、機械的な問題が見つかり、5月31日に再試験航海を行った。出港が遅れたため、厚木基地の空母艦載機の陸上着陸訓練も硫黄島で2回にわたり行われた。
■【再通告】 厚木基地の艦載機 硫黄島での着陸訓練通告

53日から実施された硫黄島での艦載機の離着陸訓練(FCLP)13日に終了しましたが、その間基地周辺では硫黄島への艦載機の往復で深夜まで騒音が鳴り響き多大な被害が生じていました。その艦載機の離着陸訓練を527日から61日まで再実施すると通告がありました。理由は空母ロナルドレーガンに機械的な問題が見つかり、その整備のために出港が遅れるからというもの。

艦載機のパイロットは離着陸訓練(FCLP)の終了から10日以内に、空母への着艦資格取得訓練を開始しなければならず、再度の離着陸訓練が必要であるとのことです。

■艦載機、岩国移駐後も厚木基地を使用

511日に硫黄島での艦載機離着陸訓練がマスコミに公開されましたが、その時米海軍司令部作戦部長が同行の記者団に対し、2017年ごろに岩国に移駐する空母艦載機に対し、移駐後も厚木基地に通常訓練で飛来する方針を明らかにしました。また、移駐計画そのものについても完了まで1年程度を要する可能性にも言及しました。艦載機が岩国に移駐しても厚木の爆音はなくならないという私たちの主張が裏付けられたことになります。

■オスプレイ4機 厚木基地へ飛来 【2016年5月3日(火・祝)着陸→5月12日(木)離陸】
 2016年5月3日、13時09分オスプレイ1機が厚木基地に飛来しました。各方面からの情報によると、岩国基地を経由せず普天間基地から直接飛来したようです。

 その後東富士演習場に立ち寄ったオスプレイ3機のうち2機が13時26分、1機が13時28分に厚木基地に着陸しました。

 約1時間後の14時27分オスプレイ1機(虎・隊長機)が厚木基地を離陸し、14時38分に東富士演習場に着陸。3分後の14時41分に東富士演習場を離陸し、15時05分に厚木基地に着陸しました。

 4月21日の南関東防衛局のオスプレイ飛来情報では、米海兵隊オスプレイ2機が、5月3日から4日まで、同月6日から7日まで、及び同9日から11日まで東富士演習場において離発着訓練を、また、同機が5月6日から7日、9日から11日までの間、北富士演習場において離発着訓練を実施する、と通知がありました。
2016年5月3日 13時25分厚木基地に着陸するオスプレイ2機と離陸を待つ艦載機
オスプレイの動き
5月3日(火・祝) 厚木基地4機着陸(計4機) 普天間より東富士演習場経由
東富士演習場
5月4日(水・祝) 厚木基地3機離陸(計1機) 岩国基地へ
5月6日(金) 厚木基地1機着陸(計2機) 岩国基地より
5月7日(土) 厚木基地1機離陸(計1機) キャンプ富士フレンドシップデーへ
5月8日(日) キャンプ富士1機離陸、横田基地着陸/離陸 岩国→普天間へ
5月9日(月) 厚木基地1機着陸(計2機) 普天間より東富士演習場経由
5月10日(火) 厚木基地1機離陸/1機着陸(計2機) 横須賀基地
5月12日(木) ・厚木基地1機離陸/1機着陸
・厚木基地2機離陸
・キャンプ富士関係自治体体験搭乗へ
・岩国基地へ
■厚木基地の艦載機 硫黄島での着陸訓練通告 【2016年5月3日(火)〜5月13日(金)】
 4月26日に在日米軍は厚木基地に所属する空母艦載機の離着陸訓練を5月3日から13日まで硫黄島で実施すると発表しました。天候不良などで硫黄島での訓練が実施できない場合は、厚木基地で5月9日から13日(午前10時から午後10時)に実施される可能性があるということです。
■オスプレイ3機、4月22日(金)厚木基地へ飛来、翌23日(土)厚木基地を離陸

陸上自衛隊木更津駐屯地でのCH47Jとの騒音比較のため経由地として422日に厚木基地にオスプレイ3機が飛来した。厚木基地に着陸したのは1437分と40分、1807分。22日は移動せずに厚木基地に駐機していたが、23日15時17分に3機とも離陸し岩国基地へ向かった。木更津での騒音測定が米軍の運用上の都合により取りやめたとのことだが詳細については全く不明である。


厚木基地北約6q地点
■オスプレイ1機、厚木基地へ飛来【2016年3月15日(火)】

 2016年3月15日(火)13時56分にオスプレイ1機が、厚木基地に着陸し(岩国基地から飛来)、15時54分に離陸した。


 3月4日に下記の通告が防衛省からあった。
 『本日(3月4日)、米側から、米海兵隊のMV−22オスプレイ2機が、3月15日(火)、東富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせします。
 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。』(南関東防衛局ホームページより)


 普天間基地のオスプレイ4機は3月2日から岩国基地に飛来していた。
そのうち1機が、3月15日(火)11時03分に岩国基地を離陸し、東富士演習場に降りた後、13時44分に東富士を離陸し、13時56分に厚木基地へ着陸した。

その後、15時54分に厚木基地を離陸したオスプレイは東富士演習場に着陸、訓練し、岩国基地へ向かった。



厚木基地南側から着陸
原子力空母ロナルド・レーガン、横須賀基地へ入港 2015年12月3日(木)
海上自衛隊との共同演習や韓国の観艦式に参加、釜山などを経由し、12月3日に横須賀基地へ入港した。
入港に伴い空母艦載機は、11月25日から厚木基地へ飛来した。

原子力空母ロナルド・レーガン 安倍首相の乗艦2時間前に火災発生 2015年10月18日
韓国での観艦式に向かうため10月15日に横須賀基地を出港したロナルド・レーガンに、同日相模湾で行われた海上自衛隊の観艦式に出席した安倍首相が海上自衛隊ヘリコプターで乗艦した。
その直前に、空母の格納甲板で火災が発生し、E-2C早期警戒機が巻き込まれた。
詳細は、リムピース ホームページへ
原子力空母ロナルド・レーガン、横須賀港を出港 2015年10月15日(木)
■米原子力空母ロナルド・レーガン 横須賀基地へ入港【2015年10月1日(木)】

 米本国での、核燃料の交換や大規模修理を行うため、5月18日に出港したジョージワシントンの後継として、10月1日午前、原子力空母ロナルド・レーガンが横須賀基地へ入港した。
■空母艦載機 厚木基地へ飛来【2015年9月29日(火)】

 原子力空母ロナルド・レーガンの横須賀入港に伴い、空母艦載機は9月28日から厚木基地へ飛来した。
 29日は13時前頃から次々に4機編隊で飛来しては1機ずつ着陸した。
■オスプレイ4機、厚木基地へ【2015年9月26日(土)、28日(月)】
 2015年9月26日(土) 普天間基地のMV22オスプレイ2機が岩国基地経由で、厚木基地に飛来し、15時19分に1機が着陸、15時20分にも1機が着陸した。その後19時28分にもオスプレイ1機が厚木基地に着陸した。
また、28日(月)午前9時48分、オスプレイ1機が厚木基地に着陸。現在4機が厚木基地にいる。
米軍や南関東防衛局は飛来目的や滞在期間を明らかにしていない。

28日は横須賀市上空でも目撃されており、また神奈川県のホームページによると、陸上自衛隊霞目駐屯地(仙台)へ向け、10時8分にオスプレイ2機が厚木基地を離陸。13時に厚木基地へ着陸し、再び13時49分に2機が厚木基地を離陸し、霞目駐屯地に着陸した後、16時18分に厚木基地へ着陸している。

30日(水)は、13時28分と13時40分に厚木基地を2機が離陸、約2時間半後の16時8分頃着陸した。
行き先は不明・・・











9月30日 北側から着陸するオスプレイ→


■オスプレイ4機、厚木基地へ【2015年8月20日(木)】
 2015年8月20日(木)19時15分〜28分にオスプレイ4機が、厚木基地に着陸しました。(普天間基地を離陸し岩国基地を経由して飛来)
厚木基地への着陸は、2014年11月6日〜9日に宮城県霞目駐屯地での震災対処訓練「みちのくアラート」に参加するために飛来して以来。

防衛省から神奈川県へ入った情報によると、
 『米海兵隊のMV−22オスプレイ1機から4機が、8月21日(金)から同月29日(土)までの間、東富士演習場及び北富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨、7月30日(木)にお知らせしたところです。
 本日、米側から、同演習場での訓練の実施に伴い、キャンプ富士に飛来する可能性があること及び8月20日(木)から厚木飛行場に飛来する可能性がある旨の追加情報がありましたので、お知らせします。
 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。』(神奈川県ホームページより)

なお、8月23日(日)には東富士演習場で富士総合火力演習(陸上自衛隊の実弾射撃演習)実施。


2015年8月21日12時55分頃 厚木基地を離陸(南へ
8月 20日(木) 19:15〜28厚木基地4機着陸
21日(金) 12:55厚木基地2機離陸〜キャンプ富士〜東富士演習場〜20:14厚木基地着陸
22日(土) 13:30厚木基地1機離陸〜基地内ホバリング〜13:10厚木基地着陸
23日(日) 7:38、40厚木基地2機離陸〜横田基地〜キャンプ富士〜東富士演習場上空〜キャンプ富士〜15:21、30厚木基地着陸
24日(月) 15:07厚木基地2機離陸〜東富士演習場上空〜16:10厚木基地着陸
25日(火) 15:17厚木基地1機離陸〜16:01着陸。16:20厚木基地1機離陸〜17:02着陸。17:34、39厚木基地離陸〜18:26着陸〜18:46離陸〜19:37、43厚木基地着陸
26日(水) 14:39、54厚木基地2機離陸〜15:10東富士上空〜15:37厚木基地1機着陸、15:51、16:05厚木基地上空通過〜16:17厚木基地着陸
27日(木) 15:37厚木基地2機離陸〜15:48東富士演習場上空〜16:12厚木基地上空〜延べ15回旋回、タッチアンドゴーを繰り返す〜17:05厚木基地2機着陸。
17:15厚木基地1機離陸〜2回旋回〜17:30着陸
28日(金) 9:26厚木基地1機離陸〜東富士演習場〜10:01厚木基地着陸。
10:30厚木基地1機離陸〜東富士演習場〜12:36厚木基地着陸。
19:09厚木基地1機離陸〜東富士演習場〜20:49厚木基地着陸。
20:58厚木基地1機離陸〜東富士演習場〜21:43厚木基地着陸。
31日(月) 10:19厚木基地1機離陸〜10:27横田基地着陸。
10:36厚木基地2機離陸〜12:40.43岩国基地着陸。
9月 1日(火) 15:02厚木基地1機着陸
2日(水) 11:59厚木基地2機離陸〜12:08横田基地着陸〜12:20横田基地2機離陸〜14:27岩国基地2機着陸。

2015年8月26日14時53分頃 厚木基地を離陸(北へ

2015年8月27日16時55分頃
 厚木基地周辺上空を旋回
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港を出港 2015年5月18日(月)
 昨年11月25日に横須賀港へ入港していた米原子力空母ジョージワシントンが5月18日午前出港した。
 米本国で、核燃料の交換や大規模修理を行う。2008年9月25日に横須賀に初入港したジョージワシントンは日本に戻らず、後継艦として原子力空母ロナルド・レーガンが秋にも入港する。
■厚木基地の艦載機 硫黄島での着陸訓練通告 【2015年5月5日(火)〜5月15日(金)】

 ・南関東防衛局のホームページより、4月28日情報

在日米軍司令部から、下記のとおり硫黄島において空母ジョージ・ワシントン艦載機の着陸訓練を実施する予定である旨の通知があったので、お知らせします。
 また、艦載機着陸訓練が終了した際にも在日米軍司令部から通知されることとなっておりますので、その内容について、関係自治体等にお知らせします。

                     記
1 着陸訓練概要
 ・ 訓練期間:5月5日(火)〜5月15日(金) 11:00〜翌03:00

 ・ 訓練機種:空母ジョージ・ワシントン艦載固定翼機全機種(FA−18E、FA−18F、EA−18G、E−2C、C−2A)

2 なお、硫黄島における天候等の事情により、所要の訓練を実施できない場合には、次の一部又は全部の飛行場において訓練を実施します。

  三沢飛行場 5月12日(火)〜5月15日(金)10:00〜22:00
  厚木飛行場 5月11日(月)〜5月15日(金)10:00〜22:00
  岩国飛行場 5月12日(火)〜5月15日(金)10:00〜22:00

  ※ 上記日時は、天候や航空機の整備等の事情から変更される可能性
    があります。

 防衛省としては、できる限り硫黄島で訓練を実施するよう申し入れます。
 
■オスプレイ 飛来情報 東富士演習場等へ【2015年5月8日、9日】

 ・南関東防衛局のホームページより、4月27日再情報
 米海兵隊のMV−22オスプレイ2機が、5月8日(金)及び同月10日(日)、東富士演習場及び北富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨、4月23日(木)にお知らせしていましたが、本日、米側から、本計画について、「同演習場での訓練を5月8日(金)及び同月9日(土)に実施する可能性がある。また、5月10日(日)については、訓練を実施しない。」との日程変更の連絡がありましたので、お知らせします。
 なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。

 ・南関東防衛局のホームページより、4月23日情報
「本日、米側から、米海兵隊のMV-22オスプレイ2機が、5月8日(金)及び同月10日(日)、東富士演習場及び北富士演習場において離発着訓練を実施する可能性がある旨の情報がありましたので、お知らせいたします。なお、本計画は天候等により変更の可能性があります。」
■厚木基地 オスプレイ 「常態化」 【2014年10月9日新聞報道】
 新聞報道によると、10月8日に行われた神奈川県と在日米陸海軍との意見交換会で、在日米海軍司令官テリー・クラフト少将は、黒岩祐治知事に「今後は神奈川県上空で米海兵隊オスプレイの飛来が常態化する。普通の航空機のように配備されることになり、一つ一つの細かな情報を提供するのは難しくなる。」との見通しを伝えた。黒岩知事は「安全性に関する情報を提供し、地域住民の懸念を払拭する努力を続けてほしい」と要請したが、司令官は「個別に情報提供することは考えていない」と述べた。
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港を出港 2014年9月2日(火)
 8月8日に横須賀港へ入港していた米原子力空母ジョージワシントンが9月2日午前出港した。西太平洋など第7艦隊エリアでの任務航海を行うと見られる。今回は空母入港から出港までの期間が短かったためか、空母への着艦に必要な連続離着陸訓練は行わなかったようだ。
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港へ入港 2014年8月8日(金)
 5月24日に出港していた米原子力空母ジョージワシントンは、香港、シンガポール、韓国などを航海し、8月8日早朝、横須賀港へ入港した。8月1日〜4日は佐世保へ寄港した。空母艦載機はジョージワシントンが佐世保に寄港する前の7月30日、31日に約半分が厚木基地へ飛来し、残りは8月7日午後に飛来した。
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港を出港 2014年5月24日(土)
 2013年12月5日に横須賀港へ入港していた米原子力空母ジョージワシントンが5月24日出港した。出港に伴い、空母艦載機は5月25日(日)〜27日(火)19時頃から深夜1時頃まで、空母での着艦訓練を行い厚木基地へ飛来していた。
■硫黄島での訓練、1日延長を通告【2014年5月14日南関東防衛局】
下記↓下線部分

■硫黄島での実地、3日程度遅れる
【2014年5月6日新聞報道】
新聞報道によると5日から硫黄島で実施予定の連続離着陸訓練の開始が、「運用上のスケジュール変更」を理由に、3日程度遅れることを厚木基地が明らかにした、という。

■厚木基地の艦載機 硫黄島での着陸訓練通告
【2014年4月25日在日米軍司令部が防衛省に通知】
→【5月7日期間変更】

・訓練期間 5月5日(月)〜5月16日(金)
 →5月8日(木)〜5月19日(月)
 →5月8日(木)〜5月20日(火)
11:00〜翌3:00
・訓練機種 空母ジョージワシントン艦載固定翼機全機種 FA-18E、FA-18F、EA-18G、E-2C、C-2A
なお、硫黄島における天候等の事情により、所要の訓練を実施できない場合には、次の一部又は全部の飛行場において訓練を実施します。
三沢飛行場 5月13日(火)〜5月16日(金)
→5月16日(金)〜5月19日(月)
→5月17日(土)〜5月20日(火)
10:00〜22:00
厚木飛行場 5月12日(月)〜5月16日(金)
→5月15日(木)〜5月19日(月)
→5月16日(金)〜5月20日(火)
10:00〜22:00
岩国飛行場 5月13日(火)〜5月16日(金)
→5月16日(金)〜5月19日(月)
→5月17日(土)〜5月20日(火)
10:00〜22:00

原子力空母ジョージワシントン、横須賀港へ入港 2013年12月5日(木)
9月13日に出港していた米原子力空母ジョージワシントンは、韓国、シンガポール、香港、フィリピンなどを航海し、12月5日横須賀港へ入港した。また、台風30号の影響で11月14日には艦載機21機が厚木基地へ避難のため飛来した。11月25日には沖縄、九州沖での海上自衛隊との実働演習に参加した。
入港に伴い、空母艦載機は11月30日と12月1日に厚木基地へ飛来。
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港を出港 2013年9月13日(金)
8月23日に横須賀港へ入港していた米原子力空母ジョージワシントンが9月13日出港した。出港に伴い、空母艦載機は9月15日(日)午前10時30分頃から厚木基地を離陸、空母に向かった。
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港へ入港 2013年8月23日(金)
6月26日に出港していた米原子力空母ジョージワシントンは、オーストラリアなどで訓練を行い、8月23日に横須賀港へ入港した。入港に伴い、空母艦載機は8月21日と22日に厚木基地へ飛来。27日から通常訓練が始まり、厚木基地周辺は爆音被害に晒されています。
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港を出港 2013年6月26日(水)
 昨年11月に横須賀基地へ入港して以来、厚木基地周辺は米艦載機による激しい爆音が連日のように続き、周辺住民は悩まされ続けています。
その上、5月24日に硫黄島での離着陸訓練が通告された(6月1日〜11日)にもかかわらず、訓練の延期通告を繰り返し、最終的に6月1日〜24日まで、という異例の長期間となりました(下記)。その間は厚木基地周辺でも通常訓練と呼ばれる離着陸訓練が繰り返し行われていました。さらに、空母の試験航海の出港、入港も予定より遅れ、空母のスケジュールに振り回されました。

 また、出港後の6月30日には、CQ(着艦資格取得試験)を終えたと思われる艦載機が、真夜中の1時半前後に2回、2時過ぎに3回も飛来し、真夜中に激甚な爆音を振りまきました。(基地から約7キロ離れた地点での測定結果でも、5回のうち3回が100dBを超え、最高音103.1dBが記録されたようです。)その日の午後から艦載機は再び次々と離陸し爆音を轟かし、せっかくの日曜日が台無しになった人も多かったようです。
 厚木基地周辺上空は、出港した後も、自衛隊機や周辺基地からの米戦闘機、自衛隊機の飛来が今後も続くことになります。
◆厚木基地の艦載機FCLP(DLPとNLP)通告、日程(日時)変更3回!
@(2013年5月24日在日米軍が防衛省を通じ発表)
A→(2013年6月7日在日米軍が防衛省を通じ変更発表→運用上の理由)
B→(2013年6月11日在日米軍が防衛省を通じ変更発表→空母の出港スケジュールの変更による理由)
C→(2013年6月20日在日米軍が防衛省を通じ変更発表→空母の出港スケジュールの変更による理由)

硫黄島において米原子力空母ジョージワシントン艦載機の着陸訓練を実施する予定である。

・期間: 平成25年6月1日(火) から6月11日(火) 11:00〜3:00
   →6月12日(水)(6月7日通知)
   →6月14日(金)(6月11日通知)
     →6月24日(月)(6月20日通知) 6月21日から6月24日は
  09:00〜22:00

・機種:空母ジョージワシントン艦載固定翼機全機種
FA−18E、FA−18F(スーパーホーネット)・EA18G(グラウラー)・
E−2C(ホークアイ)・C−2A(グレイハウンド)

なお、天候等の事情により、所要の訓練を実施できない場合に、次の一部又は全部の飛行場において訓練を実施します、とのこと。

三沢飛行場 6月8日(土)〜6月11日(火)→6月12日(水)→6月14日(金)→6月24日(月)10:00〜22:00
厚木飛行場 6月7日(金)〜6月11日(火)→6月12日(水)→6月14日(金)→6月24日(月)10:00〜22:00
岩国飛行場 6月8日(土)〜6月11日(火)→6月12日(水)→6月14日(金)→6月24日(月)10:00〜22:00

■第9次横田基地公害訴訟、東京地裁立川支部へ提訴【2012年12月12日】

横田基地の騒音被害に苦しむ瑞穂町、福生市、立川市、昭島市、八王子市、日野市、埼玉県入間市の住民137名が静かな生活を取り戻すため、夜間の飛行差し止めと損害賠償を求める第9次横田基地公害訴訟を東京高裁立川支部に提訴した。夜間の飛行差し止めはこれまでより長い、午後7時から午前8時に拡大。昼間の時間帯は70dBを超える一切の航空機騒音を到達させてはならないことを求める。

■米艦載機、厚木基地へ飛来【2012年11月17日(土)】、空母ジョージワシントンは11月20日(火)横須賀基地へ入港
11月17日(土)午前8時半頃から11時25分頃まで、厚木基地北側からジェット艦載機が次々編隊を組んでは飛来、滑走路直前でばらけては1機ずつ着陸した。
8月20日に米原子力空母ジョージワシントンが横須賀基地を出港し、それに伴い厚木基地の艦載機もグアム、マレーシア、フィリピンなどの近海へ空母と共に航海へ出ていた。10月には空母2隻態勢になり、米原子力空母ジョンCステニスと共に行動をとったようだ。9月に「バリアントシールド合同演習」、11月に「キーンソード合同演習」に参加していた。

E-2Cホークアイ(早期警戒機)3機編隊で飛来。
プロペラ機独特の重低音が耳に障る・・・
−地上で確認された破片は最大で約4b−
自衛隊F15戦闘機、上空から燃料タンクなどが落下

2011年10月7日午前8時45分頃、航空自衛隊小松基地の北北東約4`の石川県能美市上空から、小松基地所属のF15戦闘機の外部燃料タンク(長さ約6.6b、重さ約155`)1本と模擬空対空ミサイル(羽部分2枚)の一部が地上に落下した。破片は周辺6カ所に散乱したが、けが人はなかった。タンクは空中にばらばらになって落下、航空自衛隊によると、タンクは何らかの原因で爆発した可能性があり、事故調査委員会を設置、安全確認ができるまでF15戦闘機の飛行を当面中止したという。

→「小松基地爆音訴訟原告団」は関連団体とともに抗議・要請行動を実施しました。
原子力空母ジョージワシントン、横須賀港を出港 2011年9月19日(祝・月)
出港後は、厚木基地の艦載機を載せ、海上自衛隊との演習や西太平洋のパトロールを行うという。
出港前に行われる
厚木基地周辺上空は、出港した後も、残っていた艦載機や周辺基地からの戦闘機、自衛隊機の飛来が今なお続いている

  2機が緊急着陸!
−岡山空港−2011年8月29日(月)午後6時10分
厚木基地離陸の米軍チャーター機、1機が燃料漏れ




→2011年8月29日(月)午前10時39分頃、
厚木基地を離陸したハンター(2機離陸)
米原子力空母ジョージワシントン、横須賀港へ入港 2011年8月25日(木)

6月12日に出港していた米原子力空母ジョージワシントンは、厚木基地の艦載機を載せ、西太平洋の警備や合同訓練でタイ、インドネシアなどに立ち寄り2ヶ月半で入港。
2011年8月24日(水)
米原子力空母ジョージワシントンの艦載機が厚木基地へ飛来。
午前7時30分過ぎから9時40分頃にかけて3機4機編隊で飛来しては爆音をまき散らしながら着陸した。基地北側からの着陸のため、周辺の大和市、相模原市、町田市などには騒音の苦情が相次いで寄せられたという。苦情件数は大和市に約50件、相模原市では84件。

↑大和市上草柳3丁目

  ↑大和市上草柳8丁目
  
米原子力空母ジョージワシントン、横須賀港を出港 2011年6月12日(日)

出港後は、厚木基地の艦載機を載せ、西太平洋の警備に当たるという。
厚木基地周辺上空は、出港してしばらくの間も、艦載機が厚木基地と空母を行き来してすさまじい爆音を振りまいていたが、6月17日ごろ、ようやく艦載機の姿は見られなくなったようだ。自衛隊機や周辺基地からの飛来は今なお続いている。

 NLP通告−米原子力空母ジョージワシントン艦載機(厚木基地)の離着陸訓練通告
NLP通告(2011年5月23日在日米軍が防衛省を通じ発表)
1.硫黄島における着陸訓練
→5月30日(月)〜6月9日(月)午前11時〜午前3時
 FA−18E、FA−18F(スーパーホーネット)・EA6Bプラウラー・E−2C(ホークアイ)・C−2A(グレイハウンド)

2.硫黄島の天候事情により所要の訓練を実施できないとき
厚木6月5日(日)〜、岩国、三沢の各基地6月6日(月)〜9日(木)午後6時〜午後10時

艦載機が硫黄島でのNLP訓練に向けて、連日のように厚木基地を離着陸しています。うるさい時は抗議・苦情の電話をかけよう!
→爆音自動測定データ

 福島原発事故で退避していた原子力空母が横須賀入港【2011年4月20日】
東京電力福島第1原発の事故を受けて、放射能汚染の影響から横須賀基地を退避していた原子力空母ジョージ・ワシントンが4月20日(水)午前、横須賀基地へ入港した。事故直後の3月21日に、メンテナンスを途中で切り上げ、急遽、出港していたが原発事故が沈静化しつつあるとして、米国防総省が米軍家族等の自主避難措置を解除したことを受け、横須賀港へ入港した。。

 同様に厚木基地からグァムへ退避していた艦載機は4月21日、22日にわけてから厚木基地に飛来、また、昨年11月30日、12月1日に艦載ジェット機「ホーネット」から「スーパーホーネット」に乗り換えるために本国へ戻っていた部隊11機も2011年5月11日に厚木基地へ飛来し、以後周辺住民は、連日激しい爆音にさらされています。

米軍ヘリから部品落下・緊急着陸
次々に事故!一週間に二度も!
 2011年2月

2月3日(木)午後2時半ごろ、寒川町宮山のカキ農家の畑に、米海軍厚木基地のヘリコプター(SH60)から「ソノブイ」と呼ばれる水中音波探知機内蔵の浮標(直径12a、長さ約90a、重さ約8キロのパラシュート付円筒形)が落下、衝撃でできたと見られる穴が開いた。けが人はなかったが、落下地点から約30b離れた所にJR相模線の線路がある。農作業をしていた男性がと茅ヶ崎署に届け出た。米海軍厚木基地が、同8時に回収したという。


また、2月9日(水)午後7時半ごろ、平塚市馬入(ばにゅう)の相模川河川敷に、米海軍厚木基地のヘリコプター(SH60)が不時着した。3名の乗員や付近の住民は無事だったが、周囲にはサッカー場や公園が広がっている。
損害賠償額2倍、低周波音との因果関係認める
沖縄・普天間基地爆音訴訟 控訴審判決
損害賠償額 3億6900万円

飛行差し止めは認められず

2010年7月29日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)周辺の住民396名が、国に夜間、早朝の飛行差し止めと損害賠償を求めた普天間爆音訴訟の控訴審判決が福岡高裁那覇支部であった。2002年10月に404名で那覇地裁沖縄支部に提訴し、2008年6月に地裁判決。損害賠償は認めたものの飛行差し止めは棄却されたため、控訴していた。その間、2004年8月には沖縄国際大学にヘリコプターが墜落、炎上するという大きな事故も起きていた。地裁判決では認められなかったヘリコプターから出ている特殊な低周波音と被害との因果関係が認められ、損害賠償も地裁判決の2倍に引き上げられた。が、飛行差し止めや騒音測定義務は「第三者行為論」でいずれも棄却。

判決終了後、原告団らは外務省沖縄事務所と沖縄防衛局で判決を踏まえた要請行動を行った。また、8月2日(月)には東京行動【米大使館、外務省、防衛省、首相官邸などへの陳情行動】を予定している。

米軍機の部品落下住宅の窓ガラス直撃2010年1月28日(金)午後1時過ぎ、綾瀬市大上4丁目、自営業山口松三さん方に、上空を飛行していた米海軍の戦闘攻撃機FA/18スーパーホーネットからジュラルミン製の部品が落下した。
 もし当たっていたら長さ50センチもある棒状の金属製部品、現場は基地に接近する住宅街で、住民が巻き込まれていた可能性あっただけに、住民らは「こんなことがあると怖い」と不安そうな表情で話していた。
 現場は東名高速道路を隔てて同基地の西北側に近接する閑静な住宅街。付近には小学校や工場などが点在している。
 


10年1月28日綾瀬市の住宅地に部品が落下窓硝子が割れる事故があった
下記は過去10年の米軍機による落下事故の表である




米艦載機などの事故とその危険性について

 厚木飛行場周辺に住んでいる住民にとって、いつ落ちるか分からない恐怖と爆音のうるささには耐え難い我慢の限界に達している。(過去の裁判の判決でも我慢の限界としている)国は「そもそも航空機の墜落事故は、極めてまれにしか発生しないものであり、航空機は、現存する交通機関の中で最も安全性が高いから、抽(ちゆう)象(しよう)的(てき)に墜落の危険があることのみでは違法な権利侵害とはいえない」等と主張している。しかし、事故の発生発率はは非常に高いと住民は主張している。

 具体的には厚木基地に関連する米軍機の等の事故は神奈川県において昭和27年4月から平成19年3月末日までに発生した米軍機の事故は、合計214回に及んでいるそして、平成19年4月以降現在までの間には、新聞報道に現れたものだけでも合計5件の米軍機及び海上自衛隊の部品落下事故が神奈川県内において発生している。平成22年に入ってからは、1月末から3月初めまでの1ヶ月強の間に、3件もの部品落下事故が連続して発生した。また、この間に、神奈川県外において厚木基地に所属する米軍機及び海上自衛隊機が関係した国内の事故は、これも新聞報道に現れたものだけでも合計4件を数えている。

 過去、厚木基地の関係する航空機の墜落事故は多数発生している。昭和27年4月以降現在までの間に、神奈川県内において発生した米軍機の墜落事故は62件に上がっている。

 基地に関連する墜落事故について、昭和33年8月31日、厚木基地を離陸した米軍機が離陸直後機体トラブルを起こして横浜市神奈川区神大寺に墜落し、乗員1名が死亡、住民1名が重傷、7名が軽傷、家屋6棟が全半壊する墜落事故が発生している。

 昭和36年4月21日、厚木基地を離陸した米海軍のAー4Dスカイホーク攻撃機が離陸直後に機体トラブルを起こして藤沢市高倉に墜落し、乗員1名及び住民1名が死亡、住民2名が負傷、家屋6棟が全焼、1棟が半焼する墜落事故が発生した。

 昭和39年4月5日、嘉手納基地から厚木基地に向けて飛行中の米海兵隊Fー8U2クルセーダーが東京町田市原町田の商店街に墜落する事故が発生し、住民4名が死亡、32名が重軽傷、家屋全半壊27棟という甚大な被害が発生した。
 墜落場所は、JR(旧国鉄)原町田駅から約300メートル、小田急線新原町田駅から約1キロメートルの、町田市の当時の中心的繁華街の一角であった。日曜日でもあり、墜落現状付近は買い物客で混雑しており、墜落直後の現場は、「ジェット機墜落と同時に飛び散った航空気の燃料に引火、倒壊した建物の下から救いを求める負傷者の悲鳴と叫び、付近一帯は修羅場と化し大混乱となった。

 昭和39年9月8日午前10時58分ころ、厚木基地を離陸した米海軍のFー8Cクルセーダー戦闘機が離陸直後エンジン故障を起こし滑走路北側約1キロメートルの大和市上草柳の館野鉄工所に墜落、爆発炎上し、鉄工所関係者5名が死亡、3名が負傷、家屋全壊4棟、一部破損6棟の大惨事が発生した。鉄工所の所有者の館野氏は外出しており難を免れたが、長男、三男、甥の3名は即死し、二男と従業員は病院に運ばれたがその後死亡した。

 館野氏は、この事故によって子供らを一度に失い、鉄工所と住居も焼失した。なお、この事故と同日に、米軍のF−105戦闘機が神奈川県厚木市厚木の相模川河川敷に墜落し、乗員1名が死亡する事故が発生している。

 昭和52年9月27日午後1時ころ、厚木基地から相模湾沖の空母ミッドウエーに帰投中の米海兵隊RF−4BファントムU偵察機にエンジン火災が生じて横浜市緑区(現青葉区)荏(え)田(だ)町に墜落して爆発炎上し、3名が死亡、重軽傷者7名、家屋全焼2棟、損壊3棟の事故が発生。

 静かな日中の住宅街に突如空からジェット機が墜落し、3才と1才の2名の幼児の命を奪い、母親もその後の4年4ヶ月に及ぶ闘病生活の末に亡くなるという大変悲惨な事故であり、当時の社会に与えた衝撃は極めて大きいものであった。国の言う「極めてまれにしか発生しないもの」とは到底言えない、多数の住民の命を奪う事故が過去に繰り返し発生している事実を基地周辺住民は恐怖を感じている。

 昭和27年4月から平成19年3月までに神奈川県内において発生した米軍機の部品等の落下物事故は68件に上がっているが、平成19年4月以降を見ると、平成19年4月10日ころ厚木基地に所属する米海軍FAー18Cホーネットが、飛行中にアルミ複合素材製の主翼部品カバー(重さ1.4キログラム)を落下させた。同年6月13日、厚木基地に所属する海上自衛隊のP3C対戦哨戒機が藤沢市長後上空でフッ素樹脂製の部品(重さ約25グラム)を落下した。

 平成22年1月28日、厚木基地に所属する米海軍FAー18Eスーパーホーネットが、綾瀬上空でジュラルミン製の棒状の部品(56.5センチメートル)を落下させ、2階ベランダに置かれていた窓ガラスを割る事故が発生、窓の工事をしていた男性職人は直撃されていたら、人命に関わる事態になたであろうきわどい事故であった。

 同年2月17日、厚木基地への着陸態勢に入っていた米海軍のFA−18が、基地周辺の上空でゴム製部品(重さ250グラム)を落下するのを綾瀬市住民が目撃したが、部品自体は発見されていない。

 同年3月4日頃、厚木基地に所属する米海軍FA18スーパーホーネットが、アルミニューム製部品(重さ144グラム)2個を落下させた事故からわずか12日で、またまた同様の落下事故が発生したことになる。

 これらの航空機からの部品落下事故は、一歩間違えば基地周辺の住民の命に関わるものであり住民にとっては頭上を飛ぶ航空機から自分に向けて部品が落下してくる可能性を考えざるを得ない、

 平成19年11月28日韓国から厚木基地に帰投中の米海軍のFA−18スーパーホーネットが機体トラブルで名古屋空港に緊急着陸した。
 平成20年2月12日、厚木基地所属の米海軍EAー6Bプラウラ-がグアム沖の海上に墜落する事故が発生、
 平成20年3月5日、厚木基地に所属する米海軍のヘリコプターSH−6Bシーホークが、横浜の横浜海上防災基地のヘリポートに無断で着陸した

 対岸の米陸軍ノースドックヘリポートと間違えて着陸してものであった。
平成20年12月8日、米サンデイゴ近郊のの住宅地に厚木基地にも配備されている米海兵隊のFAー18Dが墜落し、少なくとも住民3名が死亡、住宅3棟が全壊する重大な事故が発生し、我が国でも大きく報道された。 厚木基地周辺住民にとって墜落事故を容易に想起させるもの
である。





 平成21年9月29日、厚木基地に所属する海上自衛隊YSー11M輸送機が、山口県下関の小月基地に着陸した際、滑走路をオーバーランし、基地の外の田んぼに突っ込む事故が発生した。滑走路延長上に一般道路や住宅地が広がる厚木基地でこのような事故が発生した場合には、極めて深刻な被害が生ずるであろうことが予想される。 

 平成10年8月28日には、相模原上空で、民間旅客機に米軍機(FA−18)と思われる航空機が異常接近したという報道がなされ、厚木基地所属の米軍機が起こす事故(ヘリコプターの不時着事故等)も多数あるところ、これらも直接的には厚木基地周辺での事故と結びつかないが、基地周辺の住民らには軍用機の事故の危険性を意識させ、不安を感じさせる。 軍用機の事故率は民間航空機に比べ極めて高いこと、厚木基地が県内有数の人口密集地域の真ん中に位置していること、その人口密集地域の上空で訓練飛行が行われていることからして、厚木周辺地域における航空機の墜落や部品落下等によって生ずる事故の危険性は極めて高い。