2012年5月16日(水) 現地進行協議 午前9時30分〜15時30分
基地北側ふれあいの森草柳広場(滑走路北端から北北東約500b:W値95:大和市)に裁判所、被告国、原告弁護団と原告団が集合し現地進行協議(事実上の検証)が始まった。基地から離陸する米海軍艦載プロペラ機E-2C、C-2Aや米海軍輸送ジェット機C-40、米海軍プロペラ機C-130、海上自衛隊ジェット機P-1などの様子30回余を真下から視認した。原告団の測定器によると、10時59分に離陸した海上自衛隊プロペラ機P-3Cの離陸音92.9dBが最高音だった。
 11時頃に基地南側引地川公園ゆとりの森(滑走路南端から南約150b:大和市)に移動、11時30分頃から11時55分頃まで着陸や米海軍艦載プロペラ機C-2Aの2機編隊飛行、タッチアンドゴーなどの様子を視認した。
 昼休みの後、13時15分から基地北側緑の広場44号(滑走路北端から北約1.4q:W値90:大和市)で屋外における騒音状況を検分した。周囲は住宅密集地域で、周辺には多数の原告が居住している。着陸態勢のプロペラ機など37回を記録した。原告団の測定器によると、14時25分に基地に向かう(着陸態勢)海上自衛隊プロペラ機P-3Cの音89.6dBが最高音だった。
 最後に基地南側ちびっ子広場(基地滑走路南端から南南東約700b:W値90:大和市)で屋外における騒音状況を検分した。周囲は住宅密集地域の西端部にあり、周辺には多数の原告が居住している。P-3Cなどの離陸を視認し、15時30分頃解散、原告団が記録した回数はジェット機2回、プロペラ機98回、ヘリコプター17回の計117回だった。
 解散後、ちびっ子広場の後片付けをしていた16時01分に艦載ジェット機FA18スーパーホーネットが離陸した・・・(下記参照)
原告団では、北側、南側にて朝からテントを張り、監視・測定行動をした。

検証終了解散後、
16時01分 基地から離陸したFA18スーパーホーネット(ちびっ子広場から)