2023.02.06 第20回口頭弁論

2月6日(月)15時から横浜地裁で第20回口頭弁論が開かれ、原告側弁護士による陳述が3件行われました。法廷は満席で、傍聴できない人も出るほど原告で満たされました。

冒頭、前回の口頭弁論で国側が裁判所の許可を得ずに裁判内容を録音していたことに対し抗議が行われ、国の対応に対し傍聴席が騒然となるなどのハプニングがありました。裁判長から国にこの件に対し、文書で報告できるよう検討するようにと指示が出され、落着しましたが、国側の不誠実な態度が目に余りました。

弁論では3人の弁護士がそれぞれコンター引き直しの件、原告の権利、裁判内容の整理などについて陳述し、爆音被害の解消を訴えました。

裁判終了後、報告集会が近くのYWCAで開かれました。弁護団と国、裁判所の間で次回の進行協議が行われている間、傍聴者の待ち時間を利用して、2022年の厚木基地関連、裁判の進行状況などのスライドを上映してこの間の活動を振り返りました。その後、弁護団から裁判内容の詳しい報告がされ、いくつか質疑応答を行い、閉会となりました。

開廷前に横浜公園で打ち合わせをする原告団。