2023.01.26 F/A18Eの飛来

1月20日に米空軍機F16ファイティング・ファルコンが三沢から飛来したばかりの厚木基地だが、26日にもF/A18Eスーパーホーネットが飛来した。機体に描かれた番号は312。VFA-115、艦載機である。岩国から飛来したことがわかる。

米軍にとって厚木基地は重要な基地であることは変わらないといっているが、ジェット戦闘機の爆音も変わらなくうるさい。国は厚木基地周辺の騒音は減少したとして、周辺対策区域指定の見直しのための騒音度調査を実施しているが、普段でも哨戒機や輸送機が飛び回り、騒音回数は多い。そのうえ日米共同訓練で厚木基地の使用が増え、安全性に不安の大きなオスプレイの飛来なども多いのに、区域指定の縮小が目的の調査など許されるものではない。航空機騒音は他の交通騒音等と比較して、うるささの感じ方が飛びぬけて大きいという学説も発表されている。厚木基地の利用状況も大きな変化が予測される現在、区域指定の見直しは時期尚早だろう。

F/A18Eスーパーホーネット 爆音訴訟調査研究センター提供